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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD 交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(2CD+ブルーレイ)

交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(2CD+ブルーレイ)

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    pyon  |  東京都  |  不明  |  2021年03月04日

    映像付きのブルーレイがうれしい。CDで音だけで聴くのとはまた異なり、映像付きだと説得力がずいぶん違う。これは特にラトルの場合、顕著なのではないかと感じる。カラヤン時代のシューマンとはまったく異なるがそれがラトルのBPO。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2014年08月29日

    聞き終わって「うーん」と頭を抱えてしまった。少なくともブラームス全集よりは前向きな姿勢が感じられるけど、それが成功したかどうかは微妙。常に新しいことが求められる反面、あまり無茶なこともできないポストにいる指揮者に同情したくなった。今回、ラトルが試みたのは現代楽器を持ち(フルートのみ一部、木製楽器を使用)、弦はヴィブラートたっぷりというベルリン・フィルで疑似ピリオド・スタイルをやってみようということ。もともとゴツゴツ感のあるシューマンのオーケストレーションだから、結果は興味津々。いわば、このスーパーカーでゴツゴツした未舗装道路を走ってみようという企画だったのだが・・・ 結果、このスーパーオケはあまりにもあっさりと悪路を征服してしまった。もう少しピリオド色が前面に出て欲しかった。複雑な味わいではあるけれど、どっちつかず、折衷的であることは確かだ。 曲ごとに言うと、特に残念なのは1番と4番。4番の初稿版は大好きで、改訂版よりベターだと思うが、この版らしさが感じられない。指揮者にとってもオケにとっても難所の終楽章へのなだれ込みなど、鮮やかの一語だが、いささかスムーズに流れすぎている。それにこの2曲では響きがダブつき気味だ。弦の編成は12/10/8/7/5で普通のオケなら適正人数のはずだが、弓をいっぱいに使って力奏するベルリン・フィルの面々にとっては10人ぐらい多すぎた。もともと大交響曲の趣きのある2番、3番は普通にサマになっているが、そうなると今度はあっさりしすぎという不満が出てくる。マーラー、シベリウス以降はおおむね良いし、ハイドンなども素敵なラトルだが、やはり19世紀独墺の音楽とは相性が悪い。なお、かなり高価なセットだが、192kHz/24bit音源がダウンロードできることを考えれば、お買い得とも言える。USB接続できるDAコンバーターにもっと投資しておくべきだったと後悔したが、わが家のかなり貧弱な装置でも確かに凄い音がする。

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    ぶーわん  |  東京都  |  不明  |  2014年07月02日

    自主レーベル開始というだけあって、非常に力の入った商品だと思う。CDに加えてブルーレイが入っていて、しかもブルーレイ・ビデオとオーディオの両フォーマットが収録。ハイレゾ・ダウンロードも可能でまさにてんこ盛りだが、別々に買うことを考えればまずまずの値段と言ったところか。音声では、ブルーレイ・オーディオが新鮮。96kHz/24bitということだが、CDと比べると断然に優れている。実はこれまで、SACDのありがたみを実感したことは比較的少ないのだが、今回はハイレゾで聴くことによって、「演奏の内容がよりよく分かる」と確信した。正直言って、CDには戻れないかも。これを聴くと、ハードディスク・プレイヤーを買ってみようか、という気にさえなる。音楽的には、何よりもベルリン・フィルの演奏、という印象を持った。ラトルの個性も、1841年版を採用した「第4番」等に充分に出ていると思うが、それ以上にオケの存在感が圧倒的。パワフルな音、精緻な合奏力はもちろんのこと、メンバーひとりひとりが全力で弾いている「気」がビリビリと伝わってきて、「さすがはベルリン・フィル」とやたらに感心してしまう。ここまでバリバリに弾きまくっているのに、合奏は整然としているし、響きのテクスチュアも実に透明である。個人的なお気に入りは、「第4番」。解説でラトルが言っているように、改訂版の鬱屈したデモーニッシュさとは別の清新で初々しさを感じさせる解釈で、1841年版の演奏としてトップクラスに属すると思う。また「第2番」のアダージョも息をのむ集中力を示し、深く沈潜してゆく音調に思わず引き込まれてしまう。総じて、レーベル・スタートの気概を感じさせる「攻めた」内容。ハイレゾの音質で聴くと楽しみも倍増で、オケ・ファンにとっては総合的に楽しめるセットだと思う。

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