ギター、リュート作品集 西村洋、デボラ・ミンキン
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チバリスト | 千葉県 | 不明 | 2021年02月27日
ゴジラのテーマ曲があまりにも有名な伊福部昭氏ですが、3曲のギター曲(+リュート曲)も土俗的な雰囲気を持った佳作だと思います。 なぜか突然聞きたくなり、弾きたくなる衝動にかられます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年08月13日
伊福部の最初の作曲がギター曲だったという 兄のために書いたとか音楽部で演奏するためだっとか聞いた覚えがある 作曲はアカデミックな場では学べない 昔 わたしに語った朋がいる 学校に行ったから曲が書けなくなったと 聴き演奏することからしか創作法は学べない 感動が記憶となる 記憶が創造の萌芽となる その芽を育てるのは他者へ呼び掛け語り掛けたいという欲求に他ならない だから音楽は人からしか生まれない 伊福部昭の音楽がわたしの心を捉えて離さないのは偏に対話の欲求なのだ 作品として残された撥弦楽器曲はここにあるばかりらしい だが十分だ 繰り返し聴きたくなる夢幻の世界が広がっている 爪弾かれる幾本かの絃の織りなす音響の空間は地の果てにも宇宙の彼方へも続いているようだ 切迫感と同時に放射感が存在する不思議な心情に対峙させられるから 反牧歌的な音楽になっている 伊福部の心にいつも去来し突き動かした霊感はどこから来たのだろう まだであればお聴きを1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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