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バッハ(1685-1750)

SHM-CD ゴルトベルク変奏曲 アンドラーシュ・シフ(2001)

ゴルトベルク変奏曲 アンドラーシュ・シフ(2001)

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  • ★★★★★ 

    バッハッハ  |  R66  |  不明  |  2006年03月14日

    気になったので書きます。グールドの短めの響きは、音を短めに鳴らすことで、すべての音を明確にする効果があり、線に執着したグールドがたどり着いた方法で、チェンバロとの関係は似て非なるものです。むしろチェンバロのいつまでも消えない箱鳴りを考慮に入れたのはシフのほうです。それと、グールドのバッハはよく歌いますが、旋律の概念で語られたら、きっとグールドは不機嫌になるはずです。あれはフレーズの概念で考えるのが正解でしょう。ちなみにピアニズムとはリヒテルのような演奏のことです。3つとも最高です。

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  • ★★★★☆ 

    robert  |  tochigi  |  不明  |  2006年03月11日

    人によって捉え方はそれぞれでしょうが、私は「純粋なピアニズムによるバッハ演奏」という印象を受けました。鍵盤のタッチの深い現代ピアノでバッハの美しさを歌い上げたかのような、そんな感じです。個人的にはグールドのようなタッチがバッハにはどうしても必要だと思っているので(チェンバロの響きや濁りのない左手の旋律などを考慮したバッハの意図を考えると、やはりそうなります)、どうしても「最高」はつけられませんが、シフの演奏は充分素晴らしいです。純粋に現代ピアノによるバッハが好きであれば、ぜひ手元に置きたい一枚です。

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  • ★★★★★ 

    ひのき饅頭  |  愛媛県  |  不明  |  2005年05月08日

    バス旋律・和声進行の関係を解明し、3楽章ごとに出現するカノンの意味を提示し、かつ高いレベルの、流れのようなものの輪郭を作り上げています。これこそが真に優れた演奏でしょう。シフの演奏は音色の変化に乏しいという人もいますが、バッハ演奏に関してはそれは美点そのもので、実は相当に過激なこともやってますが、それをさりげなく提示するバッハ演奏の伝統にぴたりとはまります。理想的。ハーモニーが魅力的に流れ、楽器の音が最高。この作品の持つ特別な質の高さを実感できる数少ない録音ですね。シフの最高傑作かしら?

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