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マーラー(1860-1911)

Blu-ray Disc マーラー:交響曲第4番、シェーンベルク:ペレアスとメリザンド アバド&グスタフ・マーラー・ユーゲント管、バンゼ

マーラー:交響曲第4番、シェーンベルク:ペレアスとメリザンド アバド&グスタフ・マーラー・ユーゲント管、バンゼ

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年10月10日

    曲目は最初にペレアスで、後半がマーラー。ま、前半からヘビーなロマンの濃いプログラム。ペレアスは、まだなかなかなじみのない曲でしたが、テキストが字幕で表示されることもあって、曲想が表現したいものがわかって大いに結構であります。同じような悲恋・不倫ものでも、トリスタンなどとは違って二人にあまり同情できないのがこのストーリーですけど(少なくとも私には)、そこはシェーンベルグの音楽もうまくできていて、トリスタンや「グレの歌」よりもずっと屈折していますな。アバドのこれはいい演奏です。後半のマーラーは、いささかオーケストラの限界を感じてしまいました。もちろん、若者たち、よく演奏しています。但し、よく「表現」はしていないかな、と思われます。マーラーの中でも勢いや迫力で乗り切れない曲だけに、ちょっとしたパッセージでのフィーリングが感じられないと、魅力が薄くなってしまうのですね。そのあたり、先日出たインバル&都響は見事だったなあ。ま、総じて高水準の演奏でして、満足度は高いディスクです。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2009年07月30日

    基本的には一晩の演奏会をそのまま収録したものだが、アバドの年齢を考えるとずいぶん重量級のプログラムだ。シェーンベルクではストーリーの進行を示すテロップが随所に出るが、この曲に関してはこれも悪くない。絡み合うライトモティーフを色の帯で示すのは、いいアイデアだ。指揮は見事の一語。若い人たちと演奏すると、近年のアバドは表現が特に積極的になるが、今回もその例に漏れず。マーラーもオケの実力はともかく、表現の方向としては、ややスタティックに過ぎたBPO盤よりずっと好ましい。カメラも第3楽章冒頭で故意にコントラバスを映すなど(実際、ここでは極端なppのため主旋律はほとんど聞こえない)アバドの音楽作りを良く理解している。

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