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モーツァルト(1756-1791)

CD 『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』 クレンペラー(11CD)

『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』 クレンペラー(11CD)

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    I.O.U  |  北海道  |  不明  |  2021年03月15日

    ボックスに収録されているのは『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』の声楽部なしのオーケストレーション。 オペラは見る分には「語り」があっても流れが阻害されることはないが、音楽として映像なしで聴くのであればクレンペラーのコンセプトに大いに賛同できる。 個人的には「語り」なしで流れの中で聴くオペラのオーケストレーションの方が楽曲、演奏に集中できるので好ましい。 さて、内容についてだが、クレンペラーというと重厚長大な演奏の中に木管の美しい表現を実に巧みに織り交ぜダイナミックなだけでない繊細な表現を得意とするイメージが強く、どちらかというとモーツアルトには向かないのではないかと思っていたが、抑揚をつけた表現も実に上手く驚かされました。 オーケストレーションとして聴くには120点ですが、オペラミュージックとして聴くには「楽しさ」を感じられない表現なので★1つ減とさせていただきました。

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  • ★★★★☆ 

    wakei  |  千葉県  |  不明  |  2013年08月26日

     クレンペラーのモーツァルトであり、CDで聴くオペラだと感じた。最近はオペラはほとんど映像で視聴するので、ドラマ的要素や台詞、仕種などが大切だと思うが、CDでは純粋に音楽だけを聴くので、こうした演奏もありなのだろう。クレンペラー自身がオペラ劇場でこのような演奏をするのかどうか、興味深いところだ。そういう意味で最も成功し、かつ優れた演奏が「魔笛」だと思う。少なくとも私はドイツ語の台詞を聞いて楽しめるほどの語学力がないので、台詞の妙を楽しみたいときには、字幕付きの映像を選択するから、このように台詞カットはかえって鑑賞しやすくしていると感じる。演奏も数多い「魔笛」の中でもベストのひとつだろう。次にすばらしいのは「ドン・ジョバンニ」で、重い音楽が好まれたらしい19世紀にも、演奏され続けた数少ないモーツァルトが「ドン・ジョバンニ」だったようだが、そういう重さがクレンペラーにあっている。「フィガロ」は、楽しめたところもあったが、そうでない部分も少なくなかった。例えば、2幕で伯爵が夫人を詰問し、一転スザンナが現れて形勢逆転するところなど、音楽を聴いてもはらはらするところだが、そうした切迫感がまったくなく、ただりっぱに演奏している感じで、ドラマと無関係な音楽として楽しめれば、これもありなのかと思うが、やはり、有名な場面でもあり、どうしても物足りなく思ってしまう。それが全体的に現れたのが「コジ」で、そもそもこのオペラから笑いをとってしまったら、何が残るのかというほど、笑いと微妙な感情の移り変わりが大事なわけだが、とにかくまじめに演奏しているという感じで、おかしな落語なのに、しかめつらの講釈師が語るので、少しも笑えないというような演奏だ。  要するに、今ならば、ライブ上演を記録するのが普通な時代であるが、そのような「今」でも、純粋に聴くべき音楽としてセッション録音されたCDとして考えれば、通常とは違う魅力を伝えてくれるものなのだろうと思う。非力な歌手は存在せず、すべてがりっぱに歌われている。そういう特別なモーツァルトだと思う。

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  • ★★★★☆ 

    にゃおん  |  北海道  |  不明  |  2013年05月17日

    正直言ってオペラってCDもそれなりに持ってますが、苦手な部類で買ってもそのうち聞く事も有るだろうから、特に今回のセットの様にお得なものは買っておこう程度の気持ちで購入しましたが、聴いて見ると今回は違うのです。何が違うのか?解りません…演奏か?録音か?曲か?ただ初めのフィガロの序曲からす〜っと流れる様に聴いていて退屈しないと言うか全て楽しめて聴けました。

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