ブラームス:交響曲第3番、ラヴェル:『マ・メール・ロワ』組曲 ジュリーニ&スウェーデン放送響(1992、96)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年09月26日
いや〜、曲目も含めて実にいいっすね〜。抒情が際立つ曲のカップリングで、そしてまさしくその期待通りの出来栄えです。ブラームスは例の有名な第3楽章が実にすばらしい!儚げに、たゆたうように歌うオケの何と美しいこと!もちろん、全体に力もあり、立派な出来栄えであります。ラヴェルは繊細さよりも音の綾を縦横につむいで巧みに遊んでいるかのような印象。実演ならではのスタイルで、ま、これはこれでいいんじゃない。録音は新しいわりにやや良くない。ヒスが感じられ、大味なバランスですかなあ。でも鑑賞には問題ありません。なお、ライナーノートで、ジャン=イヴ・ブラなる人物が、ジュリーニはブラームスの交響曲第3番を1968年まで演奏していないと書いておりますが、周知のように、ジュリーニさんにはフィルハーモニアを振ったEMIの全集があり、1960年に第3番を録音しております。文は平心に読めば、演奏とはコンサートのことだけに限っておりませんので、「何言ってんの?!」といふところです。どうもこのヴァイトブリックのシリーズには変なライナーノートが多いなあ。いかんです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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高木 | 東京都 | 不明 | 2013年05月15日
晩年のジュリーニの持ち味がすべていい方にでた名演。響きが雄大でありながらすっきり、重たさと軽やかさという相反するものを同時に感じさせるという魔法のような演奏。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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