ピアノ・ソナタ第22,23,24,27番 ポリーニ
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グァルネリ | 東日本 | 不明 | 2005年04月02日
「ポリーニ」という名前に対して、聴く側で一方的にイメージを抱き、それに合うかどうかで評価するような聴き方をしなければ、ごくすんなりと良い演奏だという評価になると思います(楽譜を見て聴くべし、というレビューに賛成です)。個人的には、バックハウスのステレオ盤よりは数段よいと思います(これは私の評価であり、現実だとは思いませんが…)。また、これより素晴らしい演奏が「たくさん」あるとは思えません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風雷暴 | 横浜 | 不明 | 2003年06月03日
遂にPolliniの熱情!だが諸氏ご指摘どおり不安的中。他曲はまだしも、空前絶後の山/谷の激差に富む熱情をテク任せで尻軽に弾き飛ばしてはBeethovenにならない。イタリー気質ゆえか、流麗過ぎて闇黒の深淵はそそくさと飛び越え、健在な超弩級エナジーさえも空回り。もはや彼の冷徹でシリアスな霊感は枯渇したか?録音も彫りが甘い。愛聴盤はRichter(’60L)と中村(’93L 女史の方が尻が重い!?)で、久々のRichterに完璧にブチのめされストレス解消!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Clara | 東京 | 不明 | 2003年04月28日
「熱情」は凄い演奏。第1楽章の抑制された内面の深さ、第2楽章は心に染み入る美しさ、激情の迸りに身を任せながら、確固とした構成を見せる終楽章。現在のポリーニの到達した大きく、深いベートーヴェンの世界だ。音色も吟味されて美しい。他の3曲もそれぞれの特徴を明かにした素晴らしい演奏。特に驚嘆したのが22番。24番、27番も味わい深い。彼の顔が魅力的なのは、その気品・知性・詩情・真摯さ等、彼の人柄が自ずと滲み出ているからです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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せごびあ | 愛知県 | 不明 | 2021年02月27日
熱情を!ではなく、テレーゼ目当てで購入しました。とっても良かったですね。ボーナス盤が付いているというのも、企画としてもとても魅力的です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レエル | 不明 | 2009年03月02日
『熱情』の強引さは、ある種の霊感を感じさせられる演奏で、音の飛沫にまで情感が漂う。全体としてポリーニは、一瞬の印象も取り逃がさず、表現する為の適度なヒステリックや、剛直と柔弱を技術によってバランスよく取り入れている。また曲によっては激しやすく変化しやすい、動的瞬間を鋭い感性で見事なまでに捉え、迅速に演奏に定着させている。 ちなみに、私メはクルダを聴く暇があれば、ブレンデルやポミエを聴いています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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dkurowa | 東京 | 不明 | 2005年10月24日
いわゆるドイツ的演奏ではないし、かといってミケランジェリのような透明感ある演奏でもない。ショパンエチュードの時の印象が強かったせいか、私には音楽造りがやや中途半端になってしまっているように思えた。彼自身、ベートーヴェンの演奏スタイルを模索している途上なのではないだろうか?ライブ盤ではミスタッチも散見されたが、『熱情』終楽章コーダの熱さはなかなかのもの(うなり声もスゴいけど・・・)。将来、もう一皮剥けてくれるはず、と思い、評価は「OK」に。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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S.S | Japan | 不明 | 2005年04月15日
無駄な物を省き、スコアにある音符を克明に音にした技術的にも完璧な演奏である。が、一方血肉を供えた人間の弾いた演奏という感じがしない。決して表面的な演奏ではないが、何かしら心から共感出来ないものを感じる演奏。技術だけで言えば恐らくこれを超える演奏はそう無いだろうが、これがショパンあたりなら「最高」評価だが、ベートーベンとなるといかがな物かという気がする。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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belt | 日本 | 不明 | 2004年02月04日
私は今朝方、この曲を聞きながら出社しましたが、そんな日常的な光景のなかでも、異世界へ連れ去ってくれるだけの力を持っています。 第2楽章の楚々とした美しさ、はっとするクリスタルの輝きはどうでしょう。 その音の高翔に、涙が出ます。感情的な感動ではなく、生理的感動の世界があります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テレーゼ | 千葉県 | 不明 | 2003年07月08日
あっさり塩味という印象を受けてしまう方はただ聴くよりスコアを見ながら聴くといい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まはらじゃ | インド | 不明 | 2003年05月16日
「熱情」。ボーナスCDのライブ演奏の方が気に入りました。最近のポリーニ、なんか違うんだよなぁ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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サミー | 神奈川 | 不明 | 2003年04月23日
待っていた「熱情」の録音。最初聞いたときはあっさり終わってしまう印象を受けたが、ベートーヴェンの書いた音楽をほぼ完璧に音にした演奏(譜面を見ながら聞くとよくわかる)。「ワルトシュタイン」などでは完璧さがアダになっていたが、今回の曲集はすばらしい。でもベートーヴェンにはそれ以上の温かみも求めうるということで9点。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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彦左衛門 | 福岡 | 不明 | 2003年04月21日
音質・テクニック的には完璧。だが何故か息苦しく強音が耳に痛く=硬く突き刺さる。ライブだと感嘆するのに。ベト氏の「幸福な瞑想、まどろみ」「苦難と戦う彫刻的痛快さ、快感」がないのだ。素晴らしいはずなのになあ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mulder | 福島市 | 不明 | 2003年04月06日
演奏だけなら10点満点をつけたいところ。聴き慣れた「熱情」以外の曲が特に凄かった。減点対象は録音。いつも思うのだがポリーニのスタジオ録音って音が変では?協奏曲だとそれほどでもないが。今回もライヴの方が自然で音がきれい(それでも優秀録音とは言えない)。あと,スタジオ録音なのに大きなくしゃみの音が入っていたり,ポリーニのうなり声がけっこううるさかったりもする。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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