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ドビュッシー(1862-1918)

CD ピアノ曲全集 ロジェ(2004−2011)(5CD)

ピアノ曲全集 ロジェ(2004−2011)(5CD)

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    かける  |  兵庫県  |  不明  |  2015年05月11日

    いままでフランソワ、ワイセンベルク、ベロフ、アラウ、モニクアースと、あとDGのドビュッシー全集を聴いてきました。   自分が求めているのは演奏者がアレンジを加えすぎず、スタンダードに弾いた音であり、私は上に述べた演奏者の順にお気に入りで、つまりフランソワが一番合わず、モニクアースがしっくりきていた。     ○フランソワは私の耳には他の演奏者と比べて同じ曲に聴こえないくらい合わなかった。だからこそどハマりする人もいるのだろうが。   ○ワイセンベルクは演奏の速さがしっくりこない。[組み合わされたアルペッジョ]は聴き入ってしまう出来ではあるが。   ○ベロフ(最近)は良いが、録音がもう一息で、音の深みがもっと欲しかった。キラキラしててそれはそれでいいのかもしれないが。あと、もう少しゆっくり弾いて欲しい曲が何曲かあったのが残念だった。[舞曲(スティリー風タランテラ)]や[オクターヴのための]・[喜びの島]、はベロフの明るい演奏がしっくりきていてよかったが。   ○アラウは素晴らしい。が、残念だったのは晩年期の演奏で、ゆっくりすぎた。いや、あの歳で速さを求めるのは酷だとは思うが。せめてその20年前くらいに全集を録音して欲しかった。   ○モニクアースはさすが「規範とされている」という説明通りスタンダードだった。しかし[花火]の序盤の録音ミス、[喜びの島]での演奏の疲れが気になってしまった。   そしてこのロジェであるが、なんとスタンダードで安心して聴きいれる演奏だろうか。演奏の速さはとてもしっくりきて、探していたCDがやっと見つかった気分だ。  録音は流石最近行っただけあって綺麗でピアノの鳴りが気持ち良い。欲を言えばもうちょっと広がりがあってもいいかな、と。  ただ、4手連弾と2台ピアノに関しては、悪くはないが自分はコンタルスキー兄弟のほうがしっくりくる。   それでもこのCDは本当に素晴らしく、誰かにドビュッシーを勧める際はこれを聴かせるのをオススメする。

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