チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、ニールセン:ヴァイオリン協奏曲 フラング、イェンセン&デンマーク国立放送響
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ハムカツ | 東京都 | 不明 | 2012年07月03日
このチャイコフスキーは本当に素晴らしい。音色が多彩であり、細部の表現も実に新鮮、テクニックも極めて優秀。ともするとテクニックがある奏者ほどそれを「ひけらかすだけ」という演奏になりがちなこの曲。しかしフラングは超絶技巧を披露しながらも、そこには必ず音楽がある。あくまでも「表現手段としての超絶技巧」なのだ。これ、当たり前のようでいて、なかなか出来る奏者はいない。またオーケストラの弾(はじ)け方もいい。単なる伴奏に留まらない、ソロとの丁丁発止のやり取りはあっぱれである。久しぶりに良いCDに出会えた。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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