交響曲全集 ラインスドルフ&ボストン交響楽団(5CD)
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Adam愛聴者 | 熊本県 | 不明 | 2012年04月03日
Leinsdorfは日本では人気のない指揮者とおもったら、この全集に寄せられた多数の賛辞に驚きました。CDによるBeethoven交響曲全集が発売されましたが、国内ではLPで9曲すべて発売されたのでしょうか?BostonSOといえば、MunchやOzawa盤が国内市場には出回っていたような気がします。しかし内心贔屓にしていたのでRCA VictorのLPでBeethovenの第7やSchumannの第4、Mahlerの第1などを愛聴していました。とくに第7は好きでした。そこでCDの全集を購入して、かつて聴いた第2,6,9を含めて全部聴きました。全体に演奏スタイルは派手さはない20世紀の巨匠風、現代のテンポ早手組と違ってどっしりとした悠揚というか、第7の2楽章はおごそかな感じすらします。そして、やはりセッション録音による曲の完成度はliveのそれより勝るとおもいます。私が気に入ったLeinsdorf盤の多くはRichard Mohrがproduceしたものでした。LeggeやCulshawほどの名声はないが、MohrはLeinsdorfの録音に貢献したとおもいます。最後にもう一つの驚きは、天下のRCA盤がSony(=CBS)から発売されたことです。とくに看板BostonSOが!当時なら全く「想定外」の出来事だったでしょう。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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