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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番 ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団

交響曲第9番 ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2019年01月05日

    ロマンチック・ベートーヴェン・ファンにも賛同を頂いたようで同慶の至りだ 現代の大型オーケストラを起用していてもこれはピリオド精神を全面に取り入れた演奏なのだ ベーレンライターに代表されるクリティック・スコアを十全に生かした演奏になっている ヴィブラートを極力排し テンポはベートーヴェンが指定したメトロノーム速度にほぼ準じている 往年の人気指揮者の名演と称される数々と一線を画す真の名演である 何よりベートーヴェンがスコアに記した音楽構想図をほぼ完璧に具現して見せたものだ そしてモントリオールsoと成し遂げた明晰なサウンドは音楽の奥底から無限に放出される生命力の輝きをわたしたちに浴びせてくれた この歓びを共に歌いたい 時代が録音の優秀さを以って世界へ送り出してくれた 先人が宣った通り ナガノ&OSMのベートーヴェン交響曲全集は当代随一の傑作である あなたも如何 

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    happy-amy  |  神奈川県  |  不明  |  2012年05月23日

    何で誰も書かないんだろう?とんでもない演奏です。20世紀前半の名演がフルトヴェングラー、バイロイトで後半がカラヤン、ベルリンなら、これは間違いなく21世紀前半を代表する超名演と言って良いと思います。何が良いかというと、とにかく格好良いいんです。テンポの良さと鳴らすところではしっかり鳴らしというと、素人受けするように敢えてそうしたのかと思われるかもしれませんが、それでもいいんです。素人だから無駄なウンチク並べずに純粋に楽しめれば。最近はどんな指揮者もベートーヴェンに代表されるような純ドイツ音楽をちっとも真面目に勉強せずに、しかたなく録音ではベーレンライター版に逃げてしまい(失礼)、後生に残るようなレコーディングは殆ど見ることは無くなりました。この演奏は録音にあたり20世紀の指揮者が誰もが真剣にベートーヴェンを勉強したようにナガノも恐らく真剣に取り組んだであろう正当性、生真面目さが伝わってきます。若干ソリストの力量不足が感じられなきにしもあらずですが、オケの力感となんと言っても録音の良さがそれをカバーし非常に完成度の高いディスクとなっています。

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