交響曲第2番『復活』 チョン・ミョンフン&ソウル・フィル、ラング、イ・ミョンジュ(2SHM−CD)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年01月09日
ライヴ盤で最後には聴衆の熱狂的な拍手喝采が収められており、これまで寄せられたレビューもまた絶賛の嵐であります。ですけどねぇ、私はこのディスク、さっぱりよいと思いませんでした。まず、オケと音響面。ソウルフィルは初めて聴きました。新団体ではなく60年ほどの歴史を持つのだそうですが、技量はやはりいま一つではないでしょうか(あるいは大編成故にエキストラがいっぱい入っているはずでその人たちかな)。変な音がそこかしこに聴こえるし、きちんと鳴ってないパートもあり、打楽器は常におっかなびっくりの感じでパンチがない。録音の加減もあるんですかねぇ、銅鑼が極めて小さい音量で全く効果的でなく、オルガンもしょぼいなあ。次に指揮者のアプローチ。テンポは遅めでありますが、細部へのこだわりとかパワーの詰め込みとかいう姿勢の結果ではなく、ただ単に「遅め」の進行というだけ。第1楽章は巨大な問題提起だと思うのですけれど、「提起」でないどころかそもそも「問題」ですらないようなどこか「ぬるい」音楽把握のように思えます。それ故、第2楽章と第3楽章はそこそこにいいのですけれど。第5楽章は音響面でも感情面でもいっこう盛り上がらず、特に最後のクレッシェンドから一打の終結はあっけないほどあっさり。「えっ?!」と思うほどの高揚の無さで、正直がっかりしたなあ。ましてすぐに熱狂的拍手喝采が始まるので「なんで?」という気になってしまいました。現場ではすごかったのかな?ま、ともかく、私としては残念なディスクでした。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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