Il Trovatore: C.davis / Royal Opera House Carreras Ricciarelli
商品ユーザレビュー
-
(0 件)
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2019年08月01日
タイトルにある『イル・トロヴァトーレ』は吟遊詩人という意味で、この作品ではテノールの役であるマンリーコが吟遊詩人なのだが、この物語の本当の主人公は復讐に燃えるジプシーのアズチューナだ。 この録音ではその肝心なアズチューナを歌うステファニア・トツィスカの声が若いというか軽めというか弱い印象がした。 レオノーラを歌うリッチャレッリもドラマチックなイメージのあるレオノーラという役からすると軽く聴こえるが、違和感は感じなかった。 恋敵のルーナ伯爵を歌うマズロクは端正な歌い方からくるものなのか、あっさりした味のルーナ伯爵になっている。 ディヴィスの指揮はかゆいところに手が届くと言うのか、ここぞというところで歌手たちの歌を効果的に盛り上げたり、オーケストラの個々の楽器の聴かせ所にスポットを当ていて、細部まで楽しむことが出来る。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示