1812, Marche Salve, Romeo & Juliet, Tempest: Abbado / Cso
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New Alessi | 千葉県 | 不明 | 2010年02月20日
アバドがシカゴ響での客演指揮者時代に録音した交響曲全集の、いわば「おまけ」みたいな管弦楽曲の寄せ集めアルバムだが、これら「寄せ集め録音」は本来のシカゴ響のイメージとは大分離れ、極端に言えば死んでいる。大人し過ぎるし、特に「1812年」や「ロメジュリ」の金管の乱れは酷い。現在、輸入盤(デッカ)でリリースされているショルティの「チャイコフスキー・アルバム」と是非、比較して頂きたい。もう一目瞭然で、ショルティ盤の方に解釈の面でも、録音の面でも軍配が何倍も上がる。ただ、救いなのは「スラヴ行進曲」で、ガンガン鳴っているシカゴ響ではないが、スタンダードな解釈で好感は持てる。成功したのはこの曲だけかな?。以前、81年に同コンビで「幻想交響曲」の超名盤を生み出したアバド。あの時のアバドはどこへ行ってしまったのだろうか?残念極まりない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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