ディーリアス・エディション マッケラス&ウェールズ・ナショナル・オペラ管、他(8CD)
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ブルノのおっさん | 北海道 | 不明 | 2014年10月06日
ディーリアス入門として買うには、少し重たいような気もしましたが、思い切って購入。実に素晴らしく、名作を単品で買うより、ずっと入門に適したボックスセットであると思います。デッカ・レーベルならではの高音質で、繊細優美なディーリアスの音楽を、隅々まで楽しむことが出来ました(一部、「パリ、大都市の歌」だけモノラルですが、これも聴きやすい音質なので問題なし)。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あまでうす | 神奈川県 | 不明 | 2012年08月17日
夏に聴く音楽といえばやはりフレデリック・ディーリアスだろう。あらゆる英国の音楽家のうちで私がもっとも愛するこの作曲家の曲は、しかしあまり英国的とはいえず、彼が長く住んだフランスや、どこか北欧やアメリカやドイツからの遠い呼び声も聞こえてくる。要するに「雲白く遊子悲しむ」近代的なコスモポリタンの放浪歌なのである。 ディーリアスはビーチャムやバルビローリの演奏で有名だが、このデッカの選集はチャールズ・マッケラスがウエールズの国立オペラ管を率いて演奏したものが主体になっている。ビーチャムやバルビローリのような格別の色濃い思い入れをあえてせず、あえて肩の力を抜いた淡白な表現だが、それがかえってディーリアス特有の哀愁と叙情、そして人生の儚さを浮き彫りにしているように感じられる。一種の名人芸といってよいだろう。 私にこの憂愁の音楽を教えてくれた三浦淳史氏が逝ってすでに15年。かの吉田翁よりも宇野大人よりも優れた批評文を北の国から届けてくれた偉大な詩人が懐かしい2012年の盛夏である。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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abbadondon | 栃木県 | 不明 | 2011年11月19日
ディーリアスの楽曲はどこかもの悲しく美しい。 一部のモノラル録音を除いてさすが英デッカ。 マッケラスの指揮したものはどれも優秀な演奏で 特に「2枚の水彩画」は素晴らしい。 8枚組で3000円程度でこれだけの演奏を聴ける いい時代だ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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