ディーリアス(1862-1934)

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CD 輸入盤

ディーリアス・エディション マッケラス&ウェールズ・ナショナル・オペラ管、他(8CD)

ディーリアス(1862-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4783078
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

DECCA ディーリアス・エディション(8CD)
生誕150周年記念企画
マッケラスの名録音を中心に


英国音楽を代表する作曲家の一人であるディーリアスは、1862年1月29日にブラッドフォードに誕生しており、2012年に生誕150周年を迎えます。
 そのアニヴァーサリー・シーズンのオープニングに向けてデッカからリリースされるのがこの8枚組セット。デッカ傘下のアーゴ・レーベルがレコーディングした定評ある音源を中心に構成されたもので、マッケラスによる数々の名演奏など、音質条件の良好なものが多いのがポイントでもあります(『パリ』のみコリンズによるモノラル録音)。

【フランスの村で人生のほとんどを過ごしたドイツ系英国人】
ドイツ人を両親に英国に生まれ育ったディーリアスは、22歳の年に渡米し、音楽教師をしながら作曲もしますが、24歳のときにはドイツのライプツィヒ音楽院に進み、26歳で卒業後はパリに移住、35歳でパリ郊外のグレ=シュール=ロワン村に居を構えてからは、72歳で亡くなるまで同地で人生を過ごすこととなります。
 つまりディーリアスが英国にいたのは人生最初の22年間と、戦時の疎開などの一時的滞在くらいで、その疎開の際にもグレ=シュール=ロワン村を故郷のように懐かしむなど、生活の拠点はあくまでグレ=シュール=ロワン村にあったようです。このイギリスとフランスに加え、最初の仕事場で現地女性との間に子供までいたともいわれるアメリカ南部や、若き日に過ごした北欧といった地域からの影響が、ディーリアスの音楽に複雑な魅力を与えているのかもしれません。

【グレ=シュール=ロワン村】
黒田清輝、安井曽太郎、浅井忠、津田清楓といった黎明期の日本の洋画家たちが訪れたことでも知られるグレ=シュール=ロワン村は、画家たちや芸術家、文化人が集まる場所として有名で、ディーリアスがこの地に移り住んだのも、パリで知り合い恋愛関係にあった画家のイェルカ・ローゼンが、絵を描くためにこの村の別荘に住むようになったからでした。
 ニーチェに対する共通の興味からディーリアスと意気投合したイェルカは、作曲家でピアニストのイグナツ・モシェレスの孫娘で、ディーリアスとは1903年に結婚、ディーリアスが亡くなった翌年に世を去り、現在は二人揃ってロンドン郊外のリムスフィールドに埋葬されています。

【ディーリアスの音楽】
19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて書かれたディーリアスの音楽は、ロマン派や印象派の雰囲気を感じさせる自由なもので、魅力的な旋律に恵まれた仕上がりの美しい作品が多いのが特徴となっています。(HMV)

【収録情報】
CD1
・ブリッグの定期市
・幻想曲『夏の庭で』
・楽園への道
・北国のスケッチ

 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1989年(デジタル)

CD2
・アパラチア(ビーチャム編)
・高い丘の歌
・幻想序曲『丘を越えて遥かに』

 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1993年(デジタル)

CD3
・海流
・フロリダ組曲

 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1990年(デジタル)

CD4
・ヴァイオリン協奏曲
・2枚の水彩画
・春初めてのカッコウを聞いて
・川面の夏の夜
・『フェニモアとゲルダ』間奏曲
・『イルメリン』前奏曲
・舞踏狂詩曲第2番
・舞踏狂詩曲第1番

 タスミン・リトル(ヴァイオリン)
 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1990,91年(デジタル)

CD5
・チェロ・ソナタ
・チェロとピアノのための2つの小品

 ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
 ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
 録音:1996年(デジタル)

・弦楽四重奏曲(1916)

 フィッツウィリアム弦楽四重奏団
 録音:1978年(ステレオ)

・夏至の歌
・クレイグ・ドゥーの山頂にて
・水の上の夏の夜に歌うこと
・夕日の輝きは城壁に落ち

 イアン・パートリッジ(テノール/水の上)
 ルイス・ハルジー・シンガーズ
 ルイス・ハルジー(指揮)
 録音:1968年(ステレオ)

CD6
・『ハッサン』〜間奏曲とセレナード
・夜明け前の歌
・歌と踊り
・ラ・カリンダ

 アカデミー室内管弦楽団
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
 録音:1977年(ステレオ)

・チェロと室内オーケストラのための2つの小品

 ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
 アカデミー室内管弦楽団
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
 録音:1994年(デジタル)

・ピアノ協奏曲

 ジャン=ロドルフ・カールス(ピアノ)
 ロンドン交響楽団
 サー・アレグザンダー・ギブソン(指揮)
 録音:1969年(ステレオ)

・パリ

 ロンドン交響楽団
 アンソニー・コリンズ(指揮)
 録音:1953年(モノラル)

CD7, CD8
・歌劇『村のロメオとジュリエット』全曲

 ヘレン・フィールド(ソプラノ)
 パメラ・ミルデンホール(ソプラノ)
 サミュエル・リネイ(ボーイ・ソプラノ)
 アーサー・デイヴィス(テノール)
 バリー・モーラ(バリトン)
 スタッフォード・ディーン(バリトン)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)、他
 アーノルド・シェーンベルク合唱団
 オーストリア放送交響楽団(ウィーン放送交響楽団)
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1989年(デジタル)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Brigg Fair
  • 02. In a Summer Garden
  • 03. The Walk to the Paradise Garden (A Village Romeo and Juliet)
  • 04. 1. Autumn
  • 05. 2. Winter Landscape
  • 06. 3. Dance
  • 07. 4. The March of Spring

ディスク   2

  • 01. Molto moderato
  • 02. Poco pi vivo ma moderato
  • 03. Andante
  • 04. Molto moderato
  • 05. Con moto
  • 06. Lento e molto tranquillo
  • 07. Andante con grazia
  • 08. Lento sostenuto e tranquillo
  • 09. Allegro alla marcia
  • 10. Marcia: Molto lento maestoso
  • 11. With quiet easy movement
  • 12. Slow and solemnly
  • 13. Over the Hills and Far Away

すべての収録曲を見る >

総合評価

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マッケラスのディーリアスはとても叙情豊か...

投稿日:2019/02/10 (日)

マッケラスのディーリアスはとても叙情豊かで聴かせる。曲目も多く、多彩なディーリアス作品に触れられる。素晴らしい。ただ、ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団は、力量的にはいまひとつで、特に管楽器にはもう少し潤いが欲しい。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ディーリアス入門として買うには、少し重た...

投稿日:2014/10/06 (月)

ディーリアス入門として買うには、少し重たいような気もしましたが、思い切って購入。実に素晴らしく、名作を単品で買うより、ずっと入門に適したボックスセットであると思います。デッカ・レーベルならではの高音質で、繊細優美なディーリアスの音楽を、隅々まで楽しむことが出来ました(一部、「パリ、大都市の歌」だけモノラルですが、これも聴きやすい音質なので問題なし)。

ブルノのおっさん さん | 北海道 | 不明

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夏に聴く音楽といえばやはりフレデリック・...

投稿日:2012/08/17 (金)

夏に聴く音楽といえばやはりフレデリック・ディーリアスだろう。あらゆる英国の音楽家のうちで私がもっとも愛するこの作曲家の曲は、しかしあまり英国的とはいえず、彼が長く住んだフランスや、どこか北欧やアメリカやドイツからの遠い呼び声も聞こえてくる。要するに「雲白く遊子悲しむ」近代的なコスモポリタンの放浪歌なのである。 ディーリアスはビーチャムやバルビローリの演奏で有名だが、このデッカの選集はチャールズ・マッケラスがウエールズの国立オペラ管を率いて演奏したものが主体になっている。ビーチャムやバルビローリのような格別の色濃い思い入れをあえてせず、あえて肩の力を抜いた淡白な表現だが、それがかえってディーリアス特有の哀愁と叙情、そして人生の儚さを浮き彫りにしているように感じられる。一種の名人芸といってよいだろう。 私にこの憂愁の音楽を教えてくれた三浦淳史氏が逝ってすでに15年。かの吉田翁よりも宇野大人よりも優れた批評文を北の国から届けてくれた偉大な詩人が懐かしい2012年の盛夏である。

あまでうす さん | 神奈川県 | 不明

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