フーガの『電子』技法 高橋悠治(シンセサイザー)
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 2012年04月22日
以前から断片的にしか知らなかった、この有名な盤を遅ればせながらやっと購入しました。高橋悠治氏の本業はもちろん作曲家なのですが、演奏家として疑いなく最も多く手がけてこられたJ.S.Bachと氏の関係は、自分のような音楽の素人が(失礼にも)想像するに、なかなか微妙な所が有り、Goldberg, Partitaなどの演奏にはそれが多かれ少なかれ、影を落としているように思われました。このシンセサイザーによる「フーガの技法」は、そういった中で、氏が最も拘り無く自由にBachの向き合えた演奏ではないでしょうか。もちろんフーガの技法の演奏として、これが最上と言えるような演奏ではないでしょうが、それでも電子楽器によるこの自由な演奏は、「フーガの技法」の音楽構造をなんら損ねることなく、それを聴く悦びを直截に伝えてくれます。異色ながら、Bach演奏史にとって、決して忘れられない、印象的な盤の一つではないでしょうか。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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涙のパヴァーヌ | 東京都 | 不明 | 2006年07月23日
'75年録音。モーグ・タイプ55、EMSなどを使ったバッハ作品集の一枚で、尚美学園で録音された。バッハの同曲から、コントラプンクトゥスの7曲を抜粋。2台のシンセサイザーの多重録音で作られ、ウェンディ・カーロス「スイッチト・オン・バッハ」以上に大胆な編曲が施されている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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