カンタータからのシンフォニア、コンチェルト、ソナタ集 ダントーネ&アカデミア・ビザンティーナ
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コバピー | 新潟県 | 不明 | 2011年10月09日
最高…としましたが、これは賛否両論になると思います。 私がバッハを聴き始めたのは、丁度古楽演奏への転換期で、リヒターやミュンヒンガーなどの現代楽とレオンハルトやブリュッヘンなどの古楽が入り乱れていた時期でした。故に、古い録音も新しい録音も聴きますが、このシンフォニア集は異質。 一種、コープマンの演奏に近いのですが、装飾などの考え方が違い、ともすればランペの演奏に近い…と言えば語弊があるので、言葉にするのは少し難しい感じです。 演奏自体は秀逸で、透明感のある清々しいものです。ここでは教会カンタータとしてのシンフォニアではなく、ソリストの妙技を堪能できる協奏曲の断片として聴いた方が正解で、ダントーネのオルガンは聴き逃せません! ともあれ、古楽好きには是非手にして頂きたい一枚であり、バッハ好きにも無論聴いて頂きたい一枚です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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