ムソルグスキー:『展覧会の絵』、ヴェーベルン:6つの小品 ジュリーニ&ベルリン・フィル(1977)(日本語解説付)
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独居人 | 東京都 | 不明 | 2011年07月25日
一連のベルリンフィルとのライブシリーズだが、ここではウェーベルン、ムソルグスキーといった比較的近代の作品を取り上げている。 ウェーベルンは不協和音を構築しながらも一つ一つのフレーズを、ゆったりとしたテンポで丁寧に描いている。 「展覧会の絵」は CSOとの録音と比べると、ライブの熱気もあってか若干テンポが速くなっているようだ。 それ故に独特の噛んで含めるようなカンタビーレ奏法が薄まっているかのような印象も否めない。 その代わりにライブ特有の一発勝負の高揚感が存在している。 好みの分かれるところではないだろうか。 音質は比較的ソフトな印象だが、当時の放送用実況録音と考えると優秀な部類であろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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