交響曲第3番 ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ交響楽団
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マコシュテット | 神奈川県 | 不明 | 2017年03月18日
フルトヴェングラーもびっくりの?第一楽章の最後の煽りが半端ないです。録音はテルデック特有のなんとも言えない窮屈なくせに薄っぺらい感じが惜しいです。これは我が家の聴取機材がうまく鳴らせないのだと思います。ヘッドホンで聞くとなんと良く様々な音がしっかり詰めこまれているのが手に取るようにわかります。ケントナガノの指揮はリズム感がとてもカッコ良いいです。五月の新芽の香りが漂ってくるような気持ちにさせてくれます。いい音楽を作る人だなぁと感心しました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年02月11日
今更推薦もないのだが 止むに止まれず一筆啓上申し上げる 流浪の指揮者と呼ぼうナガノケントを ベルリン・ドイツ交響楽団との出会いはナガノがいよいよ永の住まいを見つけたかとわたしを安堵させ歓ばせた だが今また漂泊の指揮者となっている 稀有な感覚と能力を持ち行くところ何処でも篤い賞賛を受けながら 生涯のパートナーとなるオーケストラと出会えない運命を惜しむ 何がそうさせるのか知らない 類稀なる才能を得て余人が引き出せない美を表すナガノがやり残している仕事はあまりに多い 手兵と呼べるオーケストラと共にあればブルックナーもマーラーも疾うに全集を完成し得ただろう このマーラーの第3交響曲一曲取っても誰も真似できないマーラー像を描ききっている このしなやかさ繊細さはケントが我らが民族文化の血を引く者であることを明かしている これがマーラーの一面でしかないことは百も承知だ しかしこのフィナーレを聴いて落涙しない日本人がいるだろうか ナガノケントはまだ三曲しかマーラーを録音していない この3と8と”大地の歌”だ 三曲とも名演であることはいうまでもない 後の7曲には関心すらないのかもしれない せめて1と4そして9番を録音してほしい ナガノケントよ日本に還ってこないか 愛が溢れて妄言に終始してしまった3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 2012年05月05日
録音のせいもあるだろうが、音が極めて表層的に感じる。音楽そのものが『空間性』の表現にその真価を委ねている作品であるから、音の心地よい流れ(はこのディスクでは上手く表現されている)よりも、「音そのものから、その向うにどのような世界を描くか?」が問われる。そう言った視点から聴きこんでいくと、可もなく不可もない演奏という位置付けになってしまうのも仕方ない。惜しむらくは録音だ。録音の如何によっては、もしかして評価のまったく逆転する演奏なのかもしれない。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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茶の里 | 静岡県 | 不明 | 2011年12月29日
聞き終えて、本当に感動できるマーラー3です。 進み方は、確かに遅いのですが、だれる様なことはなく、常に美しく進行して行きます。 最終楽章に向かって着々と進んでいき、フィナーレへと移っていきますが、決して派手にならず、愛に満ち幸福な気持ちを頂き、聞き終えることが出来ました。 なかなかこの様な演奏に出会えないでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音楽遊人 | 千葉県 | 不明 | 2011年08月29日
ベルリン・ドイツ響って、こんなアンサンブルだったっけ?ケント・ナガノのアプローチは実に清々しく、細部まで歌が溢れてる。この曲の新たな魅力を教えてくれた。もっと早く入手していれば良かったと後悔。推薦します。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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淳メーカー | 愛知県 | 不明 | 2010年07月24日
小生の場合、告別式のBGMはこの曲の終楽章と決めているので、問題はやはり終楽章をいかに演奏するかということに尽きる。いかに暖かく慈愛に満ちた演奏かが問題である。もちろん、そこに到達するまでの、長大な牧神が目覚めて夏が始まる第1楽章が散漫だと興醒めだし、2楽章3楽章の牧歌的味わいも欠かせない。マーラーが作った中で最っとも短いが、最も分かり易い5楽章の天上の響き。さて、終楽章。タイムだけみると、20分前後のシューリヒト、バルビローリ、テンシュテト、ショルティ。25分のバーンスタイン、レヴァイン。多くはその中間である。当盤もタイム的にはそれに該当する。ただ、タイムだけで片付けられないのが終楽章の難しさ。演奏時間の短いバルビやテンシュテットの何という暖かさ。ケントはサロネン同様繊細さで勝負か。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2010年03月26日
ナガノ&ベルリン・ドイツ交響楽団の来日公演で、だいぶ前この曲を聴いた。ライヴもCDも変わらず、浄化された響きの美しい演奏だ。大地の歌のように線の細いテノールを起用するなど奇をてらった演奏にはならず、きちんと正攻法のマーラーである。万人に薦められよう。ちなみに、ナガノの大地の歌を批判したら、海外在住の方から「いまどきヘルデンなんて古い」とのたまう方からお叱りの書き込みを受けたが、小生、古臭いかも知れないが、ヘルデンテノールでないワーグナーやマーラーは何と言われてもどうにも生理的に受けつけないのである。古楽器のベートーヴェンやブラームス全盛の時代に、なぜ時代遅れのフルヴェンのCDが売れるのだろうか。時代遅れと片付けるのはたやすい。流行を追いたいなら、ロックでも聴かれたら如何かと存じます。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カメトミー | 茨城県 守谷市 | 不明 | 2008年02月03日
これは素晴らしいマーラーの第3番である。精緻且つ明解なアンサンブルにのって、流麗な歌を歌うケント・ナガノ。どこ一つをとっても、無意味なフレーズは感じられない。この曲に満ち溢れている自然への憧れ、生への賛歌を伸び伸びと表現しており、まさに理想的なマーラーの3番である。この曲には、マーツァルの名盤もあるが、活き活きとした躍動感という点で、ケント・ナガノ盤のほうに一日の長があるように思う。 録音もライブとしては優秀であり、是非、皆さんに聴いてもらいたい一枚である。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カメトミー | 茨城県 守谷市 | 不明 | 2006年07月06日
ケント・ナガノのマーラーの3番は素晴らしい!。洗練されたベルリン・ドイツ響のアンサンブルのもと、複雑且つ壮大なこの曲を、緻密且つ精妙に歌いきっている。そこには、マーラーの青春の息吹が満ち溢れている。しかも、ライブ独特の熱気と高揚感が感じられ、長大なこの曲を一気に聴かせてしまう。 まさに名演である!。 私は、このCDで、初めて、マーラーの3番の真価を知ることが出来た。 ケント・ナガノのマーラー指揮者としての実力を証明した1枚である。彼には、是非、ベルリン・ドイツ響と、全曲録音を完成して欲しい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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