ベートーヴェン交響曲第2番、ハイドン『オックスフォード』、ヴァイオリン協奏曲第1番 鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ、佐藤俊介
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BARON | 福岡県 | 不明 | 2011年06月11日
鈴木秀美さんとOLCのコンビはハイドンの交響曲からスタートしただけあり、このベートーヴェンもハイドンの延長線上にあるような、明るく、元気なイメージの演奏です。細部はブリュッヘンやガーディナーらと比べると、そこまで繊細ではないのですが、とにかく音楽が活きている感じで、溌剌と進んでいく所は、鈴木さんならではの演奏だと言えます。最近の古楽器演奏は洗練しつくされた演奏が多く感じられるのですが、鈴木さんの演奏は古楽器らしさを全面に出した演奏で、楽器のひとつひとつが個性を持って演奏している所に私は好感が持てます。若き日のベートーヴェンの1、2番は鈴木さんの良さがキラリと光る演奏です。さて、3番「英雄」は出るのかな?もし、出るならば、どのようなアプローチであの大作に向かっていくのか、とても気になる所です。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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