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マーラー(1860-1911)

SACD 交響曲全集 ジンマン&トーンハレ管弦楽団(15SACD+DVD)

交響曲全集 ジンマン&トーンハレ管弦楽団(15SACD+DVD)

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    クリングゾール  |  静岡県  |  不明  |  2011年05月01日

     開封してまず嬉しかったのが、パッケージとデザイン。全集にありがちな、ディスクを跨いだ編集ではなく、曲ごとに(2枚組のものは見開き型)紙ジャケットで収まっている。初出時で使用された、ベックリンをはじめたとした絵画が大変美しく、センスもとても良い。これからマーラーを聴こうという気分を盛り上げてくれること請け合いだ。  筆者はこれらの演奏を聴いて、マーラーが古典として、これからも永く演奏され続けることを確信した。ジンマンは世代的にはアバドや小澤とほぼ同世代だが、その解釈においてはシャイー、ラトルらにより近いものを感じさせると思う。響きは美しくフレッシュで、視点は常に未来を目指しているようだ。精緻なことにかけてはブーレーズに匹敵するほどだが、音楽はずっと暖かみに充ちているところが嬉しい。全体的に手抜きを全く感じさせない、丁寧で誠実な姿勢にとても魅了された。ただ難点をあげるとすれば、響きを常に精緻なものに保つ努力が払われている分、リズムの推進力にやや物足りなさがあり、マーラー特有のヨーロッパ辺境のニュアンスには欠けることか。とはいえ、その引き換えとして、音楽はインターナショナルでグローバルな魅力を獲得していると言えるが、このあたりは評価が分かれそうだ。  既にかなりの数に上るマーラー全集、殊に名うての巨匠たちのひしめく中で存在価値を主張するのは相当大変な事かと想像されるが、このセットは充分それに成功していると思う。録音も最高。特にこれからマーラーの交響曲を聴きたいという方には、価格面も含め、真っ先にお薦めしたいセットの一つだ。しかし、チクルスを最初から順に追っかけてきたユーザーにとってはは、ちょっと複雑な心境かも(SACD15枚組+α・7190円は安すぎ!(^^;)

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    下手くそなcello弾き  |  石川県  |  不明  |  2011年04月30日

    なんと透明度の高い演奏なのだろううか!どの曲を取ってみても!聴き手の立場からいえば、感動的な名演はいくらでもあるが、演奏者の立場で、これほどまでに「そうそう、このように振ってもらいたかった」と思えるような演奏は少ないような気がします。 ただダイナミックレンジが広いので、あれっ?故障かな?と、アンプのボリュームを上げすぎると、えらいめにあいます(笑)。 それと、ジャケットから取り出す方向、普通と逆で、かなり出しづらいけど、それを割り引いても、DVD Going against Fateも付いてこの価格、ほぼ満点に近いcpだと思います。

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