交響曲第2番、交響詩『トゥオネラの白鳥』 ラザレフ&日本フィル
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F | 京都府 | 不明 | 2020年08月04日
この曲はラザレフの十八番で、NHK交響楽団客演時にもこの曲で挑んでいる。その時の演奏も素晴らしかったが、本盤はその時以上である。年月が経ち、よりラザレフのシベ2になった印象である。このCDに収められている音は、並み居る競合盤と十分渡り合えるだけの響きを備えている。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あきらくん | 新潟県 | 不明 | 2011年01月25日
このシベリウスの第二交響曲はラザレフの個性がはっきり刻印された素晴らしい名演である。冒頭の弦の刻みから強い意志が聴き取れる。北欧の音楽というよりはロシアの荒野を行軍するような荒々しい音楽に聴こえる。ティンパニは常に豪打され、金管は吹きまくられるが決してうるさくない。オケの響きに濁りがないためだろう。日本フィルがロシアのオーケストラのようだ。特にトランペットのうまさは特筆ものである。ラザレフの首席指揮者の契約が5年延長されたようなので、このコンビで色々な曲を録音してもらいたいものだ。期待は大である。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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