ピアノ協奏曲第1番、第2番、第4番 仲道郁代、P.ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル(2SACD)
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ジョージFNAQ | 京都府 | 不明 | 2020年10月27日
もともと筆者は、第4番が苦手であまり聞かないが、この演奏はいい。この曲に関しては、出だしよりも、終楽章のオーケストラの咆哮の方が印象に残るが、古楽演奏を意識したせいか、新奇に聞こえた。出だしが目新しさもあって、「なるほど、こういうベートーヴェン演奏もありか!」と妙に納得した。演奏も華美に流されることなく、しっかりしていた。管楽器、弦楽器の各パートのバランスもいい。第2番もなかなかいい。満点は付けられないが、ベートーヴェン弾きとしての仲道の真価が発揮された好演であった。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TOCHIPAPA | 広島県 | 不明 | 2015年08月13日
はじめに、何が残念といって、この国宝級ともいえる仲道郁代のベートーベンシリーズの掉尾を飾る一枚の装丁の安っぽさ。ムダに大きい四枚用ケースに放り込まれた白黒表紙のライナーノートも。ソニーさん、少しは考えてみなかったの? 再販するなら、通俗的な解説も追加して庶民や子どもにも楽しめるようにしてほしいところ。 ピアノは3/5番と同じく古今東西をつうじてみても最高のベートーベンでしょう。 オケ、1/2番はこれがウイーンフィルだったらなと思いながら聴きましたが、3/5番ほどには違和感をもちませんでした。4番は、ピリオドなんだからそんなに無理して鳴らさなくていいんじゃないの?それならモダンでやればいいのに、小編成のBPOとかさ、と思いつつも・・「うーん、もうこれでいいよ。五曲全体として、仲道郁代とヤルヴィとカンマーフィルの芸術作品として納得したよ、ありがとう」って感じでしょうか。 「5番は聴いたことあるけど1/2番とかどんな曲なんだろう」って人なら二巻セットで揃えていいと思います。 なお、CD層も素晴らしい音質です。微妙なタッチやペダル使いを探究的に聴くならSACDの方がより鮮明ですが、CDの方が肌に馴染んだ感じがしました(3/5番のレビューで書き忘れましたが、CD層だとピアノとオケの音のバランスもいいし、私にとってのオケの違和感も緩和されたように思いました)。 音質と演奏だけなら★5個としたいところですが、とにかく装丁が残念すぎて★4個。 ・・くどいようですが、これだけは、ホンっとに残念(涙)・・・・3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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チッチ | 愛知県 | 不明 | 2011年03月23日
演奏そのものは模範的で優秀。むろん過去のあらゆる盤と比較してベストというわけではない。意地の悪い表現になるが、面白味に欠けやや退屈。音はヤルヴィがさかんに交響曲収録を行っていた頃のもの。ここ1・2年の他社の鮮やか過ぎるほどの録音成果を耳にした今となっては、やや古びて鈍い。収録直後に聴いていたら大いに感心したかもしれない。それでも現時点で当曲をSACDで選ぶなら当盤なのかな? 個人的にはムストネン盤を聴くことが多いけれど…。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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082 | 静岡県 | 不明 | 2011年02月26日
3番と5番を聞いた時、心地良かったので今回の購入につながったのですが、買ってよかったと思ってます。最近NHKでよく見かけますが、彼女のしぐさ、声、容姿を知ることができて、親近感が沸いてきました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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