トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ブルックナー (1824-1896) > 交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

交響曲第5番 ベルナルド・ハイティンク&バイエルン放送交響楽団

商品ユーザレビュー

星5つのユーザレビュー > すべてのユーザーレビューを見る

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:17件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2018年08月03日

    これを聴いて文句を言ってる人は、普段どんな立派な演奏を聴いてるのでしょうか? イヤイヤすごいですよ、これ。テンポは適切だし、湧き上がってくるエネルギーが音の大伽藍を築く。ライブならではの熱気と相俟ってこれ以上の演奏はそうそう無いでしょう。これこそ僕の求めていたブル5。ハイティンクってやっぱりスゴイんだな・・・。ちなみに演奏後の拍手は入ってません。御安心を。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2013年03月23日

    すでに多くの皆さんが絶賛されていますが、聴いてみて自分も絶賛せずにはいられないような名演奏です。録音もとても良い。しかも安い(購入時はさらに安かった)。ハイティンク、かつて日本の評論家には常々凡人と言われていたけど、この人の価値を見抜けなった人達こそ凡人です。悠揚として、しかるべきには快調なテンポ、強奏時にも崩れないバランス、とにかくいい演奏です。この曲は快演が多いですね。曲が素晴らしいのかな。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    G.v.Eisenstein  |  栃木県  |  不明  |  2012年08月19日

    購入後しばらく放置したままだったのですが、聴いてみてビックリ!ハイティンクはいつからこんな深い響きを出すようになったのでしょう。これは形が整っているとかどうのこうの言う前に、紛れもないブルックナーの響き…(ちなみにシカゴの7番ではそうは思わなかったのですが)。この自然体のブルックナー、確かにヨッフム以来の体験かも知れません。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月09日

    ブルックナー5番には、ヨッフム様とコンセルトへボウによる、最後の公演となった盤があり、私は、そちらか、スクロヴァチェフスキの整えられた演奏を長年、聴いておりましたが、ここに、大家、あちこちのオーケストラ・レーべルから、大曲ライヴ出しまくるハイティンク、今度は、バイエルン放送響より登場。毎度の如く、丁寧、スケールも大きく、熱気も帯びた素晴らしい演奏となっている。まだ、どこぞのレーベルからブルックナー出してきそう。80歳を超えても元気、世界中を飛び回る、若いオケとも、演奏している充実さ、健康第一。モーツァルトの3大交響曲辺り、聴いてみたい、独墺のオーケストラで。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年03月26日

     恐らく私が知る中で最も美しく鳴り響いているブルックナー。ブルックナーというより,もしかしたら私が知る中で最も美しく鳴り響いているクラシック録音かもしれない…。職人ハイティンクとバイエルン放送響だから美しい響きがするなんてことは容易に想像できることですが,その想像をはるかに超えた素晴らしさ…もう,呆気にとられるレベル。  私が5番で最も注目するのはピチカートとパウゼ。そのピチカートの粒立ち…最高だ。1速・2速・3速の3速マニュアルのようにしか聴こえない平板なピチカートを聴いたこともありますが,ここに聴けるピチカートは一つ一つ微妙にニュアンスも異なり,正に“無段階変則”の趣き。  そしてパウゼ。ブルックナーやシューベルトは,パウゼが生きていないと退屈なものに感じてしまうのですが,ここに聴ける(?)パウゼはピチカート同様,最高。こんなに美しい余韻は初体験だ。ティーレマンのものも美しかったが,こちらは美しいだけじゃない。最高の録音も味方して,“深い”!  私が最も好きなブルックナーの5番は,ヨッフムのライブ。ついでフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやカラヤン…と続く。残念ながらそれらの仲間入り…とまではいかなかった。だけど,ブルックナーの5番を最も美しく演奏し,最も美しく録音したのはこのアルバムだ。それは間違いない。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2011年04月24日

    廉潔な官能!ただただ偉大。極上の録音とヨーロッパ最高峰の技量が見事で、圧倒された。ウィーン盤は、あんまりにも退屈で、即叩き売ったものだが。最後の盛り上がりでは、かのクナッパーツブッシュ=ミュンヘン盤を凌ぐ。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    錦糸公園  |  東京都  |  不明  |  2011年04月09日

    ブルックナーのオルガントーンとはこれだと冒頭から聞き惚れてしまった。SACDの録音も極上の部類で、強奏だけでなく弱音もしっかり音が鳴っており、最後まで音の洪水にどっぷりひたることができる。演奏時間的には長めの方だと思うけれども、実時間と実際の演奏における前進性の矛盾が絶妙のバランスを醸しだており、それがまた心地よく、全曲があっという間に終わってしまう。最終楽章最後のコラールは、それまでのテンポ設定からすると、そこまで落とすか、というギリギリのところまで倍テンポ化する。しかし、ブルックナーが意図したであろう教会の中に響き渡る音の大伽藍が出現し、この名演の白眉を飾っている。最後のティンパ二を決然と叩かせて終曲の大見得を切る。この曲のベストを競う名演と言ってよいと思う。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    愚猿  |  茨城県  |  不明  |  2011年03月01日

     恥ずかしながら私はこれまでブルックナーの音楽にあまり馴染みがなかった。とにかく長く単調で、私のような低レベルの愛好家には理解のできない高踏的な音楽だと決め込んで敬遠していた。ところが、このCDは私のブルックナー観を一変させた。ブルックナーの音楽は低俗の私にも共感できる美しい音楽だったのだ。その美しい響きは私の心を揺さぶった。ハイティンクとバイエルン放送交響楽団の素晴らしい演奏がなせる業であることは勿論だが、それを忠実に録音し、SACDに仕上げた技術陣の功績もまた特筆されるべきだと思う。各楽器が絶妙のハーモニーを保ち、またそれぞれの音色が実に美しい。今まで私が聴いてきたCDとはまるで違う美しいブルックナーなのである。長すぎるとか単調だとかいう不謹慎な思いに駆られる間もなく、全曲を聴き終えた。これは素晴らしいCDである。今更、凡俗の私がレビューを書くまでもないことではあるが、もしブルックナーの音楽について似たような感想をお持ちの方がいらしたら参考になるのではないか、と思いあえて筆を執った。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ま〜さん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月10日

    この演奏には凄く感銘を受けた。最後の最後にぐっとテンポを落として、がっちりと足場を固めながら、頂点を目指していく。壮大なゴチック建築を想起させる名演である。しかしこのテンポについていくオケも凄いと思う。さすがに最後のトランペットによる主題は爆演にかき消されて聴き取れないが、ハイティンクの音楽を堪能出来る1枚である。同じオケによる自主制作盤でありながら、ハイティンクが指揮したシカゴ響のそれと比較すると、演奏内容・録音ともに数段上に思える。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    gate.gate  |  北海道  |  不明  |  2011年01月20日

    ハイティンクは、昔購入した退屈なCDに懲りて今まで無視してきたのですが、期待しないでこのCDを聴いて、正直、驚きました。贅沢を云えば、もう少しコクが欲しい気もしますが、もたれる事が無く清楚とも感じるこの美しい演奏は、「ブルックナーらしさ」などを声高に要求するのが野暮な気がするほど。録音も良く、バイエルンのオケの音のなんと美しい事か。この演奏、録音で、この価格ですから、お薦めですね。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    算∂ring  |  Tokyo  |  不明  |  2011年01月14日

    ハイティンク/バイエルン放送交響楽団の演奏で,ブルックナーの交響曲第5番に注目盤の登場である。2010年2月12日,ミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクにおけるライブ録音。バイエルン放送響はまた何という魅力的で透き通るように美しい音楽を奏でることか!?その特質は,必要にして十分なホール・トーンと渾然一体となり,音符の一つ一つはまばゆい光を放ち,その場に居合わせた聴衆の感動をのせて消えてゆく・・・。第一楽章,模範的と言いたいほどの見事な立ち上がりから圧倒的な頂点が築かれる。一点,注意しておかなければならないのは,全編を通して,ティンパニや金管楽器にはみ出しは一切無いということだ。ということは,荒びた迫力はどこを探しても皆無ということになる。しかし,それに対して,根源的な迫力不足を嘆くのは野暮というもの。少なくとも,ハイティンク/シュターツカペレ・ドレスデンのブラームス交響曲第一番にみる不足≠ヘ,全くない。ハイティンクのバランス感覚を,尊重すべきだ。とにかく,この第一楽章は見事であり,完璧という人もいるだろう。そして,第一楽章のハイ・クォリティを途切れさせることなく,ハイティンク/バイエルン放送響は,第二楽章,第三楽章,そしてフィナーレへと着実に歩みを進めてゆく。しかし,まだまだ終わりではない。本演奏のクライマックスは,フィナーレのラスト3分半を待たなければならないのである。テンポを落とし,ややもすると押しつぶされそうになる程の音楽の重みに,耐えに耐えるバイエルン放送響。特に,土台を支える弦楽器群が凄い。なんという音力であろうか!巨大なコーダの幕開けに,息をつく暇もなく,まばゆい光を放ちながら,全ての音符がなだれ込む。瞬間,音楽を聴く喜びが,感動が,爆発する!!まさに,記念碑的な名演奏であるといってよいだろう。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    J.O.  |  東京都  |  不明  |  2011年01月03日

    待ってました!ハイティンクのブル5。 ’88録音のウィーンフィルとの演奏はあまり評判が良くないようですが、今回は違います。ライブということもあって、力のこもった指揮振りです。 ゆったりした、この曲に相応しいテンポ取り。ブルックナー休符の扱いも絶妙で、ドップリとブルックナーの世界に浸ることができます。 ウィーンフィルを指揮したときより、トータルで2分ほど短くなっています。歳を取る毎にテンポが遅くなって衰えを隠せなくなる指揮者が多いですが、彼の場合は曲にもよりますが、若い頃に比べても、テンポの設定に大きな変化は見られません。若い頃からテンポ設定は完成されていたと言えます。これは凄いことだと思います。演奏についてはは文句無しの五つ星です! 但し、本盤の収録状況についての評価は下がります。 SACDをCDプレーヤーで再生、パソコンにリッピングしたものを再生と、二通り聴いてみました。 全般的に、シュターツカペレ・ドレスデンとのライブ収録よりは格段に鮮明で聴き易くなりました。SACDではホールトーンがかなり強調されて耳に絡み付き、平面的な音に聞こえます。一方パソコン再生では、余計な響きが整理されて、楽器の位置感も良好。本来の響き具合はこの程度なのではないかと思えます。2本のスピーカーの間に、立体的な音が構築される感じでした。 参ってしまったのは、ダイナミックレンジが広すぎることです。弱音部分、特に出だしのコントラバスのピツィカートはかなりボリュームを上げないと聞こえません。これが聞こえるようにボリュームを設定すると、強奏部分では大音響になってしまいます。実際の演奏会場ではもっと大きな音で聞こえるはずです。ライブ収録なのですから、もっと現実的なダイナミックレンジに設定して欲しいところです。オーディオルームなど整った環境でないと、通常の一般家庭の環境で本盤の良さを引き出すのは、かなり厳しいと感じました。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    クラ之輔  |  東京都  |  不明  |  2010年12月31日

    第4楽章のフィナーレが秀逸。5番は好きでCD漁ってきましたが、この浄福感は格別。録音も優秀なのではと思量。うまく言えませんが、いつも圧倒されるこの曲の「大伽藍」性に加え、大伽藍が聳える天空の神々しさ、清清しさまでも堪能させてくれる、そんな演奏です。ハイティンクは素晴らしい、また是非来日してください。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    COCO  |  千葉県  |  不明  |  2010年12月19日

    端正な表現のなかに、ブルックナーの音楽を過不足なく伝えた秀演。ハイティンクの昨今のブルックナー演奏から見ると、やや抑制の効いた感があるが、起承転結が明確で、聴き応えの確かな大人の演奏である。録音も秀逸ですばらしい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    独居人  |  東京都  |  不明  |  2010年12月05日

    残響時間の長いホールでのライブ。 そのホールトーンをDSD録音で余すところなく収録している。 ステレオ感、解像度とも充分で一音一音が美しく響く。 金管が融合した音はまさにオルガントーン。 オーケストラが一つの楽器のようだ。 これは狙って出したのだろうか、ブルックナーの理想の音響だ。 インテンポで淡々と進むが時にアッチェレランドも多用して変化をつけている。 ここにあるのは田舎の朴訥さではない、まさに威風堂々たる洗練度の高いゴシック建築。 音質は超優秀録音である。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:17件中1件から15件まで表示