映画音楽組曲『ニュー・バビロン』、『忠誠』 ロジェストヴェンスキー、エルネサクス(指揮)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2012年02月10日
『新バビロン』はショスタコーヴィチが書いた映画音楽の中でも一番最初の作品。 原曲は長めの音楽だが、このCDは指揮者ロジェストヴェンスキーによって40分ほどにまとめられた版を使用。 この盤の録音は他にはシャンドスのポリャンスキー盤がある位だが、このモスクワ・フィルハーモニー交響楽団との自作自演盤はとにかく強烈な印象で、随所に引用されるその音楽も手伝って印象に残る。 自作の引用の他、私が分かる範囲でオッフェンバックの『天国と地獄(地獄のオルフェ)』『美しきエレーヌ』フランス国歌が引用されている。 一方、合唱曲『忠誠』は晩年の作品で録音は珍しい。 多分これだけではないかと思う。 エルネサクス&エストニア国立男声合唱団による演奏はあまり知られてない同曲を知る上で最適な資料になるだろう。 1970年、作曲された年のライヴ録音だそうで、まぁロシア系音源を聞きなれている人なら問題ない音質だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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