ピアノ名曲集 ワイセンベルク
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年08月07日
見た目のルックスも格好のよいワイセンベルグ、そんなにレパートリーの広いピアニストではありませんが完璧のテクニックから紡ぎ出す音質は一種の冷たさを感じさせる一方その冷たい氷粒が瞬間少しほんの少し溶けて水滴が残る・・・そういった都会的風情・雰囲気のある音楽を作っているように思っております。バッハは彼の代表的レパートリーであり、私の聴いているパルティータ集は完全主義を「画に描いた」様な出来上がりとなっています。そして聴き手からの「飽き」を決して誘引しないだけの氷粒でありその硬質感というか造形力は的確なリズムとテンポで裏打ちされたものでしょう。本盤の収録内容は不明なのですが何回目かの登場で(今回は仕様アップされています)従来のバッハ・ピアノ名曲集だと10曲(カンタータ、コラール前奏曲、プレリュード、トッカータ、フーガとかいった類で多分BWV903「半音階的幻想曲とフーガ」・・・演奏タイム14’11・・・も入っているのではないでしょうか)程度だと思われ何れも1972〜1973年(ワイセンベルグが43歳頃)の録音かと思います。私の聴いているパルティータ集(BWV903「半音階的幻想曲とフーガ」を併録)は躊躇なく最高ランクにしているのですが本盤は内容が不明ですので彼のアプローチは想像出来るものとしてOK以上ランク確保にしておきます。本当は名曲喫茶ではなくパルティータ集のような本格物で聴きたいピアニストです。かつてはカラヤンとも華々しい協奏曲を収録していたワイセンベルグ・・・今どうしているのでしょう・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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