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マーラー(1860-1911)

SACD 交響曲第4番 ホーネック&ピッツバーグ交響楽団、スンハエ・イム

交響曲第4番 ホーネック&ピッツバーグ交響楽団、スンハエ・イム

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  • ★★★☆☆ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年11月03日

    この演奏を聴いた時、思わずシカゴ響時代のバレンボイムを思い出してしまった。勿論双方の作り出す音楽には水と油ほどの違いがある。しかしながら「難曲を難なく演奏しちゃう」みたいな器用さを感じる点、良くも悪くも、両者は共通している。確かに演奏は上手いに超した事はないが、例えばアマチュアオケの熱演が、プロ擦れしていない魅力をかもし出すという結果も珍しくない。そういった意味では、このCDに関して言えば、上手すぎのつまらなさ⇒器用貧乏?を感じさせてしまう。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2012年02月22日

    うーん・・・確かに上手く演奏されてはいますね。。。 ただニュアンスと言うか、嗅覚を惹き付けるような魅力が 今一歩欠けていると思います。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月27日

    聴き始めて感じた、天国とは恐ろしいところでもあるのだよ、とでも言いたげなホーネックの4番。やや早めのテンポで進む第1楽章。緩急の差はかなりあり、弦楽器群、管楽器群ともグロテスクなまでに強調される。第4楽章の終結部で聴き手は、やっと穏やかな気分になれる。またホーネックの術中にはまりました。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年06月11日

    本演奏の特徴については、すでに村井さまが詳細にご指摘の通り。トータルのコンセプトでいえば、あざといまでのコントラストをつけて表現に凝り、一見(一聴)平和でメルヘンチックなこの曲の作られた時代背景を思い起こさせ、またやっぱりマーラーの曲なんだよねということも思い起こさせる、そんなちょっと屈折しつつ強い表現意欲に満ちた演奏です。ただねぇ、やっぱりそうしたところがいかにも人工的で鼻につくなあ。無理なことしなくてもね、という気はあるし、人工的ということなら究極の人工美を誇るカラヤンのディスクもありますぜ。「巨人」に続いて、どうもこれも私は感心しなかったなあ。

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  • ★★★☆☆ 

    Fostex で聴いてます  |  徳島県  |  不明  |  2010年07月21日

    第1番が素晴らしかったので、期待を持って購入したのですが、ちょっと収録バランスが悪いように感じました。全体に1st Violinがこぢんまりと響き、聴き所の第2楽章のヴァイオリンソロも影が薄く、緊張感がなくなっているように思いました。そのわりにはホルンがうるさいぐらいに突出して、これはExtonらしからぬ失敗録音では? 第3楽章の濃厚な表情付けなど、おおっこれは、と思うところも多々あるだけに、ちょっと残念でした

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2010年06月27日

    1番以上に旗幟鮮明な演奏で、4番はメルヘンチックでのどかな曲という昔ながらのイメージを壊されたくない人は拒否反応を起こすかも。第1楽章は基本テンポこそ速めだが、楽想ごとのコントラストは大きく、ポリフォニックな対旋律の強調や、朝顔の中に手を突っ込んで金属的な音を出すホルンのゲシュトップト奏法をエグいほどやるので、パロディックな「古典交響曲」の趣きが強い。色彩的な第2楽章をはさんで、第3楽章では静謐な歌が聴かれるが、第2主題の暗い嘆き節をこれでもかと言うほど盛り上げるので、やはりパロディを感ぜずにはいられない。楽章最後の突発的なクライマックスはまさに渾身の力演。終楽章の独唱は透明、至純だが、オケ・パートの方は非常に痛烈かつドギツイ表現を持ち込んでいて、アイロニー満点だ。強いて欠点を探せば、オケのせいもあって表現に含みが乏しく、指揮者の意図がストレートに音化され過ぎ、何もかもがなまなまし過ぎることか。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年06月27日

    ホーネック&ピッツバーグ交響楽団は、既にマーラーの第1において超名演を成し遂げており、マーラーチクルス第2弾となる今回の演奏も、聴く前から大いなる期待をしていたが、その期待を決して裏切ることはない名演に仕上がっていると言える。本名演の売りを一言で言えば、尋常ならざる精緻なアンサンブルと言うことになるだろう。これほどまでに、各楽器がものを言う演奏というのは珍しいのではないだろうか。マーラーの第1でもそうだったが、そうした各楽器の細やかな演奏を完璧に捉えた名録音を褒めるべきかもしれない。しかしながら、必ずしも超一流のオーケストラとは言えないピッツバーク交響楽団の各奏者の名演奏を聴いていると、単に録音のせいだけではないのではないかと思われるのである。ホーネックはウィーン・フィルの楽員であっただけに、各楽器の響かせ方に独特の感性が備わっているのだろう。こうした独特のユニークな響かせ方は、精緻なアンサンブルと相まって、正に、管弦楽の室内楽的融合という至高・至純の美しさに達していると言える。終楽章のスンハエ・イムのソプラノも素晴らしい歌唱であり、ホーネック&ピッツバーグ交響楽団の精緻なアンサンブルに見事にフィットしている点を高く評価したい。録音は、前述にように、マーラーの第1と同様、これ以上は求められないような極上の鮮明な高音質に仕上がっている。

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