アレクサンドル・ガウク名演集第2集(10CD)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2012年06月26日
前作が売れたのだろうか、第2弾も発売されたガウク・エディション。 全てライヴとの事なのだが、私が知っている限り2つは、スタジオ盤と同じ音源、これはこのシリーズには良くあるが… 選曲面で特に珍しいのはCD8の民族音楽をベースにした作品群だろうか、アミーロフ『アゼルバイジャン』マチャヴァリアニ『グルジア祝典序曲』はハチャトゥリアン好きにおすすめの濃い音楽だし、CD9、10あたりのチョイスは意外な気がする。 ほとんどが大交響楽団という団体との録音で、正直正体不明のオケ、オケの技量は高い時からそうじゃない時まで様々だが、どの曲にも無駄の少ないスマートなガウク節が聴けます。 音質はリマスタによってだいぶ改善されているとはいえ、半世紀以上前の録音なのでそれなりにキズもある。 尚、他のロシアン・アーカイブシリーズと同じく、厚紙にCDが入っている。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2010年08月17日
全体的にVol.1より音質はまし。 ガウクの指揮はガラバーノフや教え子のスヴェトラーノフからするとスマートだ。 チャイコフスキイの交響曲第四番の録音は一部編集がされている。 キュイの組曲第3番Op.43は今回初めて聴いたがなかなかいい曲だ。 タネエフ「オレステイア」。美しい。全曲を是非聴いてみたい。 クラリネットと弦楽の為の物悲しい「カンツォネッタ」もいい。 リャプノフの交響詩『Zelazowa Wola』は雰囲気が良く出ていて名演だと思う。 TSINTSADZEの『Fantasia』はどこか映画音楽みたいだがなかなか面白い。 Ivanovsの交響曲第7番もなかなか聴き応えがあった。(民族色がうまいこと現代的に明るく表現されている。) 以外というと変かもしれないが、シューマンの「クライスレリアーナ」の管弦楽編曲版もなかなかよかった。 ボリス・チャイコフスキイを演奏するなど同時代の作曲家の作品をいち早く演奏しているというのが素晴らしい。 以外ということで言うとルーセルやピストンの録音があることだ。 全てライブ録音とあるが、明らかにライブと聞こえたのはボリス・チャイコフスキイの『弦楽の為のシンフォニエッタ』とTSINTSADZEの『Fantasia』、Ivanovsの交響曲第7番、ルーセルの交響曲第4番ぐらいだった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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