交響曲第4番 ゲルギエフ&ロンドン交響楽団、クレイコム
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年01月25日
懲りずに聴いてみるゲルギエフのマーラー。毎度の力任せが通じる曲でないことは、さすがにゲルギエフもよくご存じで、意外にもこれはいい出来となりました。柄にもなく神妙な姿勢で、丁寧に演奏しております。それも相当なデリケートぶりで、4楽章ではかえってソプラノ独唱の方がそれを読み切れず、ちょっと粗い感じになるくらい。ロンドン交響楽団は格別の魅力はないですけれど、そつのない演奏にて、よろしいでしょう。いまいちなシリーズの中でこれはよい成果が出ましたな。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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好事家 | 千葉県 | 不明 | 2010年03月17日
これまでに出たゲルギエフとLSOによるマーラー・シリーズの中で一番優れた出来と感じました。最近は超多忙のせいか味気ない演奏も散見されますが、ここでは深く作品に共感した丁寧な仕上がりで、ゆったりとしたテンポで進む第4楽章が特に印象的です。ソプラノ独唱はやや年を感じさせる声ですが、響きは美しく過度でないビブラートも好感が持てます。「パロディとしてではなく歌ってほしい」と希望したマーラーもこの演奏を聴いたら喜ぶのではないでしょうか。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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