交響曲第4番 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2010年06月03日
おっ、これはいいですぞ。快演!何より、オーケストラの各パートが実に雄弁に鳴っていて、チャイコフスキーの巧みな書法が生き生きと再現されております。サンフランシスコ交響楽団はこんなに優秀な楽団だったのでしょうか、大いに見直し、感心しました。終了後に拍手が入るのでライヴだったことが分かり、ますます驚嘆。トーマスは、ちょっと曲者的に表情付けを行い、それがまたこの曲の調子とよく合っていますね。例えば第2楽章はもっと深い詠嘆を歌うこともできましょうけれど、といった不満もないではないですが、総じて、楽章の性格分けをくっきりと提示し、うまくまとめあげた、満足感のあるできであります。名演とか言うよりも快演と称するのが適切でしょう。お薦めいたします。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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