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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD Piano Works: Rachmaninov +etc -zenph Studio Re-performance

Piano Works: Rachmaninov +etc -zenph Studio Re-performance

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  • ★★★★☆ 

    ロマンティック  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月20日

    歴史上のピアノ演奏の巨人としてラフマニノフの名前が挙がらないことはまずないでしょう。しかしその名声の高さに比して残されてる録音は大昔の、ドアの向こうの演奏に雑音を入れたような録音ばかり。 しかしこの演奏はラフマニノフの演奏を現代のピアノで蘇らせたというのだから、聴くしかないでしょう。 音についてああだこうだ言う向きも沢山あるとは思いますが私はこれで十分満足です。何の不足もありません。 ただ一点、同じ曲を立体的だかなんだかで2度聞かせることはないんでしょうか。繰り返しが全くの無駄でその分、マイナス1点。

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  • ★★★★☆ 

    フルシチョフ  |  東京都  |  不明  |  2013年08月20日

    グールドのときは、音の不自然なまでの均一さが気になった。いかにもコンピュータで演奏していますというような。人間の演奏に伴う不安定さが乱数か何かで組み込まれていればもっと本物のように聴こえたのではなかろうか。一方こちらのラフマニノフに関しては、音量のダイナミックレンジが気になった。時間軸方向はコンピュータで容易に読み取れるとしても、音量や音色に関しては、全く同じピアノで現役ピアニストに弾いてもらい、SP録音時代の録音機を持ってきて録音し、現在の録音機と同時に録音を行いその差分をフィードバックして機械学習させなくてはならないのではないだろうか?そこまでしていない様に聴こえる。なんだかSP録音のダイナミックレンジをちょっと拡張した程度の音量変化にしか聴こえないのである。ただ、こうした試みは面白いので企画ものとしては評価できる。なんらかの技術的改善が伴い、より本物らしく聴こえるようになったあかつきには、第3弾を期待したい。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年07月27日

    ラフマニノフの自作等演奏をピアノ・ロール記録による復刻盤で聴く機会は私にとってそんなに多くはありませんが本RCA盤はそうした復刻の延長線上にあるものとしてアメリカで開発されたコンピューター・ソフトによりピアノのキータッチや音量の変化、ペダルの踏み込み加減までをオーディオ・データ化し読み込みラフマニノフ時代の古いピアノで自動演奏したものをハイテクノロジーで処理(1909年ニューヨークでのピアニストとしてのデビューから百年記念年にあたる2009年に実施)したものらしくいやはや時代の変化を痛感しているのが現状であります。まぁ、音色的には多少?人工的というか「癖」を感ずる時もありますが現在の一般の各種CDでもモノラル、ステレオ区分は勿論そのリリース会社や品質でも大なり小なり音質違いはあり私は出来るだけ割り切って演奏そのものに注目したく思っております。さて、本盤演奏自体はあの大スターピアニストの往時を偲ばせる大変スケールの大きなもので彼の大きな手(片手で1.5オクターブのキー)だけに素晴らしいテクニックの裏に何か余裕が感ぜられますし他の作曲家作品での自在な編曲ももうポピュラーになってしまったピアノ協奏曲の作曲を思えば肯ける処でしょうね。本盤収録分は1920年代原始録音分もありますが1940年代録音も含まれて歴史的感慨は少し軽減されるのですがラフマニノフ演奏記録の一つとしてチェックしておきましょう。各曲の録音年、参考タイムデータは次の通りであります→クライスラー「愛の悲しみ」(1921年4’21)、ラフマニノフ「前奏曲op3-2」(1928年3’44)、リムスキーコルサコフ「熊蜂は飛ぶ」(1929年1’10)、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢・・・スケルツォ」(1935年4’00)、ラフマニノフ「練習曲op33-2」(1940年2’14)、「練習曲op33-7」(1940年1’46)、「楽興の時op16-2」(1940年2’56)、「6つの歌・ひなぎくop38-3」(1940年2’11)、チャイコフスキー「6つのロマンス第1番子守唄」(1942年4’03)、バッハ「無伴奏パルティータ第3番BWV1006」(1942年、プレリュード3’11+ガボット2’47+ジーク1’05)、クライスラー「愛の喜び」(1942年5’05)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★☆☆☆ 

    ピャヒャマン  |  ANDORRA  |  不明  |  2009年10月05日

    再創造が聴いて呆れる。最新技術を用いて、SP音源をトーレスしたものを自動再生ピアノのプログラムとして構築したそうだが、10年以上前に発売されたアンピコの復刻にすら劣る。打鍵に芯がなく、SPのような迫力は皆無、疾走感も感興もない。しかもプログラムの半分は同一音源を立体音響にしてみました、という技術の無駄遣いぶり。彼の協奏曲自作自演のソロ部分を再現すれば歴史的な意義はあったかもしれないが、収録曲はアンコールピースの小品ばかり。まさに誰得、エンジニアの自己満足盤でしかない。この程度なら、素直にアンピコをレストアして再生した方が良かったのではないか。どうやら自動ピアノの技術は80年前から殆ど進歩していないらしい。

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  • ★★☆☆☆ 

    スノーボール(豚)  |  千葉県  |  不明  |  2009年10月01日

    何ともいいかねる。シリンダー録音や機械吹き込みのSP録音であれば相当の有難みもあろうというものだが(ブラームスのハンガリー舞曲など何が鳴っているのか良く判らない)、ラフマニノフに関しては電気吹き込みの録音が現存している。ピアノロールによる再生録音を糾弾する手合が良くする主張に、演奏家は楽器の手応え、会場の響きを感じながら演奏しているのだから、そうした情報抜きのピアノロール再生はまがい物である、というものがある。相手が情報量の極めて少ない機械吹き込みしかしていない場合に、そうした演奏家の微妙な手応えを含めて感じとれるのであればどうぞご自由に、といったところであるが、残念なことに電気吹き込みではそうした音場の響きまで聴きとることができるので、あえて自動機械に変換することの意味合いが見出し得ないのである。有名な前奏曲ではRCAのSPに聴かれる凄絶なまでの感情の嵐を聴きとることができないし、再現性の制約を前提とすればピアノロールの演奏で十分だろう。アンピコの再生能力は相当なものである。

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