ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD

Piano Works: Rachmaninov +etc -zenph Studio Re-performance

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1293
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ラフマニノフ自身が弾いた古い録音のタッチや音量を、有名なソフト“ZENPH”で精密に解析し、そのMIDIデータを使って現代ピアノで自動演奏したCD。ピアノは1909年製のスタインウェイ。これは凄い。彼の自在で優雅なピアノ演奏が生々しく蘇っている。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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歴史上のピアノ演奏の巨人としてラフマニノ...

投稿日:2021/03/20 (土)

歴史上のピアノ演奏の巨人としてラフマニノフの名前が挙がらないことはまずないでしょう。しかしその名声の高さに比して残されてる録音は大昔の、ドアの向こうの演奏に雑音を入れたような録音ばかり。 しかしこの演奏はラフマニノフの演奏を現代のピアノで蘇らせたというのだから、聴くしかないでしょう。 音についてああだこうだ言う向きも沢山あるとは思いますが私はこれで十分満足です。何の不足もありません。 ただ一点、同じ曲を立体的だかなんだかで2度聞かせることはないんでしょうか。繰り返しが全くの無駄でその分、マイナス1点。

ロマンティック さん | 神奈川県 | 不明

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グールドのときは、音の不自然なまでの均一...

投稿日:2013/08/20 (火)

グールドのときは、音の不自然なまでの均一さが気になった。いかにもコンピュータで演奏していますというような。人間の演奏に伴う不安定さが乱数か何かで組み込まれていればもっと本物のように聴こえたのではなかろうか。一方こちらのラフマニノフに関しては、音量のダイナミックレンジが気になった。時間軸方向はコンピュータで容易に読み取れるとしても、音量や音色に関しては、全く同じピアノで現役ピアニストに弾いてもらい、SP録音時代の録音機を持ってきて録音し、現在の録音機と同時に録音を行いその差分をフィードバックして機械学習させなくてはならないのではないだろうか?そこまでしていない様に聴こえる。なんだかSP録音のダイナミックレンジをちょっと拡張した程度の音量変化にしか聴こえないのである。ただ、こうした試みは面白いので企画ものとしては評価できる。なんらかの技術的改善が伴い、より本物らしく聴こえるようになったあかつきには、第3弾を期待したい。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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ラフマニノフの自作等演奏をピアノ・ロール...

投稿日:2013/07/27 (土)

ラフマニノフの自作等演奏をピアノ・ロール記録による復刻盤で聴く機会は私にとってそんなに多くはありませんが本RCA盤はそうした復刻の延長線上にあるものとしてアメリカで開発されたコンピューター・ソフトによりピアノのキータッチや音量の変化、ペダルの踏み込み加減までをオーディオ・データ化し読み込みラフマニノフ時代の古いピアノで自動演奏したものをハイテクノロジーで処理(1909年ニューヨークでのピアニストとしてのデビューから百年記念年にあたる2009年に実施)したものらしくいやはや時代の変化を痛感しているのが現状であります。まぁ、音色的には多少?人工的というか「癖」を感ずる時もありますが現在の一般の各種CDでもモノラル、ステレオ区分は勿論そのリリース会社や品質でも大なり小なり音質違いはあり私は出来るだけ割り切って演奏そのものに注目したく思っております。さて、本盤演奏自体はあの大スターピアニストの往時を偲ばせる大変スケールの大きなもので彼の大きな手(片手で1.5オクターブのキー)だけに素晴らしいテクニックの裏に何か余裕が感ぜられますし他の作曲家作品での自在な編曲ももうポピュラーになってしまったピアノ協奏曲の作曲を思えば肯ける処でしょうね。本盤収録分は1920年代原始録音分もありますが1940年代録音も含まれて歴史的感慨は少し軽減されるのですがラフマニノフ演奏記録の一つとしてチェックしておきましょう。各曲の録音年、参考タイムデータは次の通りであります→クライスラー「愛の悲しみ」(1921年4’21)、ラフマニノフ「前奏曲op3-2」(1928年3’44)、リムスキーコルサコフ「熊蜂は飛ぶ」(1929年1’10)、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢・・・スケルツォ」(1935年4’00)、ラフマニノフ「練習曲op33-2」(1940年2’14)、「練習曲op33-7」(1940年1’46)、「楽興の時op16-2」(1940年2’56)、「6つの歌・ひなぎくop38-3」(1940年2’11)、チャイコフスキー「6つのロマンス第1番子守唄」(1942年4’03)、バッハ「無伴奏パルティータ第3番BWV1006」(1942年、プレリュード3’11+ガボット2’47+ジーク1’05)、クライスラー「愛の喜び」(1942年5’05)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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