交響曲第1番、第2番、第5番、第7番 バーンスタイン&ウィーン・フィル
検索結果:6件中1件から6件まで表示
-
MATATABI | 神奈川県 | 不明 | 2011年01月15日
血の通った熱い演奏に痺れようぜ!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
宇野広報 | 奈良県 | 不明 | 2010年04月13日
【1】 あるWebページでこのDVDの演奏を「後期ロマン派的なアプローチ」で「マーラー的」な演奏をしているとして非難されておりました。 管楽器の数を倍に増やしたり、少し粘り気味のゆったりとしたフレージングなど、確かに後期ロマン派的なアプローチは見られます。この点は認めます。 しかし、バーンスタインは、シベリウスの曲をマーラーと同じような調子で演奏しているわけでは断じてありません。 たとえば、彼自身が演奏した「ウエストサイド・ストーリー」を「マーラー的」な演奏であるという人は、少なくとも私は、見たこともきいたこともありません。 が、このシベリウスの演奏を「マーラー的」などというのは、それと同じ位ばかげたことです。 【2】 ご承知のように、バーンスタインは、若いときからシベリウスに取り組んでおり、CBS時代にニューヨーク・フィルと交響曲全集を完成しています。 もし、彼が、「後期ロマン派」の交響曲としての視点からのみシベリウスの曲を取り上げ、演奏しているのであれば、交響曲第3番以降の曲は、おそらく取り上げないだろうし、たとえ取り上げても、その演奏内容も充実したものにはならないと思ます。 (そういう意味では、バーンスタインにとっては、シベリウスはブルックナーなどよりはずっと親近感を持つ作曲家であったと思います。) 「静寂の中、迫りくる脅威と大自然に馳せる思い」を見事に描ききった素晴らしい名演奏だと思います。 【3】 とくに、ライブで聴いて衝撃的な印象を刻み付けられた交響曲第1番の演奏は、私のとっては宝物のような存在です。とはいえ、そのような個人的な事情を抜きにしても、非常な名演奏であると思います。録音も良くて、音が美しいのに迫力満点です。 (ライブでも、ウィーンフィルがそこに自分がいるのが信じられないような本当に素晴らしい音を出していて、舌を巻きました。絶対に忘れられない思い出です。) 【4】 ちなみに、私が聴いたのは、1990年2月22日19:30〜のコンサートで、シベリウスの交響曲第1番の前に、マーラーの「Lieder eines fahrenden Gesellen(さすらう若者の歌)」と「リュッケルトの詩による5つの歌曲」が、ハンプソンの独唱で演奏されました。 このDVDの交響曲第1番は、聴衆を見る限り、1つの演奏会の収録をメインとして、別の日の演奏会や聴衆なしの演奏を編集して作られています。 ただし、残念ながら、メインで使われている映像の収録日が2月22日かどうかはわかりませんでした。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
蝉の抜殻 | 神奈川県 | 不明 | 2009年10月30日
レニーを楽しむなら絶対にDVD=映像付きが良い。私のような構造と終止が気になる聴衆にとって、音だけでレニーを聴くと、過剰なディフォルメや作品の構造や可能性とは別方向の演出・様式の破壊等の行為に、説明を求めたくなる。ところがレニーの場合、実演で見ると(レニーを鑑賞する場合は、絶対に指揮者が良く見える前の方の席が良かった)表情・動きから彼のやりたいことが実に良く分かるし納得できたのだ。「私はこうしたいから、このような音を要求する」その方法が、作品に適合するしないの議論を超えて、1人の人間の主張と視点をリアルに体験できる。例えばシベリウスはこれほど濃厚でエンタメで様式がグシャグシャな作曲家ではない。しかし映像が入ると「この方法なら必然的にこの音響になるなあ」と分かるから面白い。パフォーマンスとしての演奏を楽しむ。その視点からなら間違いなく最高。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
恐怖のタヌキ男 | 不明 | 不明 | 2010年05月03日
バーンスタイン晩年のシベリウスで、ウィーン・フィルを指揮して、作品を自らの個性に染め上げつつ、北欧の作品での本質を失わないものであり、特に交響曲第2番が名演で、この曲、北欧勢の名演とは異なる魅力もあるものになっていました。ハンフリー・バートンの映像演出も適確で、素晴らしい映像を満喫できました。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 2009年12月01日
他の3曲はすでに市販DVDを持っているので、1番だけが欲しかった(1番もクラシカ・ジャパンからの録画は所有しているけど)。だから、こういう売り方には苦情を言いたいけど、その1番がとびきりの名演。5番、7番も非常に個性的な演奏だが、ちょっと違和感の残る部分もあるし、2番ですら、第2楽章あたりはやりすぎだろうと文句をつけたくなる。けれども1番だけは、バーンスタインのやり口と曲の個性が幸福にも一致。早くも第1楽章から、小結尾での猛烈な加速、展開部の終わりで大きくタメを作って壮大きわまりない第1主題の再現に持っていくなど、やりたい放題だが、一度これを聴いてしまうと逃れられなくなるほどの呪縛力がある。これは彼の死の年の春(2月)の録画で、伝記によれば、やがて彼の命を奪う病気がかなり進行していたはずだが、まさしく一世一代の名演だ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
laki | 愛知県 | 不明 | 2009年11月25日
1990年Bernstein 死の年の指揮、すべて凄い指揮だがCDでも感銘をうけた 第1番、7番は特に・第1番のBernsteinはもう途中で彼の心臓が止まっても かまわないと言える様な鬼気迫る感じがする。まさに彼の白鳥の歌ではないか。やはり彼は命をかけていた。演奏を終わった時極自然に手をたたいていた。 BPOとのMahlerの9番このSibeliuesやはり彼は凄い。今更彼の死が悔やまれる。 どうしようもない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:6件中1件から6件まで表示