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ブラームス(1833-1897)

CD ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ第1番 ムローヴァ、アバド&ベルリン・フィル、アンデルジェフスキ

ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ第1番 ムローヴァ、アバド&ベルリン・フィル、アンデルジェフスキ

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2009年11月12日

    当時、蜜月時代だったアバド・BPOとムローヴァの火花散る快演。当時話題になったのを懐かしく思い出す。こんな安くなっていて驚いた。今のファンのなんと幸せなことか。

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  • ★★★★☆ 

    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2014年04月10日

    同時期に録音された、ブレンデル/アバドのブラームスピアノ協奏曲などと同じアプローチなのにまずは驚いた。つまりこの時期のアバド節(アバド/ベルリンpo節?)が濃厚な演奏ということなのだろう。とにかく聴き始めてしばらくは「なんという名演なんだろう!」と耳が釘付けになる。しかしその「名演ぶり」がいつまで経っても同レヴェルなので、だんだんと集中力に緩みを生じていてしまう。ただ最初は聴覚を惹きつけられたオーケストラの響きが凡じて来るのに対し、救われるのはムローヴァのソロに関しては飽きることなく最後まで楽しめるということだ。ディスクとして名盤には違いないが、特にオーケストラに関して「器用貧乏」な損をしているように思われる。この演奏はライブなので、演奏会で体験したのなら、それはものすごい名演だっただろうと想像はつくが、CDで聴く場合は、名演であることのほかに(名演であることよりも)、なにかしらもうひとつ「面白さ」のようなものが必要なのでは?と考えさせられた。

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  • ★★★★★ 

    ミラクル博士  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月12日

    幸運にもヴァイオリン協奏曲が録音された演奏会に居合わすことができた。当夜は交響曲第2番も演奏された。白熱した演奏に感動した記憶があるが、今聴き直してみてもその印象に間違いはなかったと感じる。鋭く切り込むようなムローヴァと、余裕をもって受け止めるアバド、といった感じだろうか。録音では、整然としているが温度の低い演奏が気になるアバドだが、ここではライブだけあって、熱い演奏を繰り広げている。オーケストラの団員が引き上げた後、一人だけ舞台に現れ、大喝采にこたえるアバドの満足そうな笑顔が強く記憶に残っている。

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  • ★★★☆☆ 

    のろま  |  東京都  |  不明  |  2013年09月15日

    協奏曲は、「円熟」や「巨匠風」といった表現の対極にあると思われる演奏。特に弦楽セクションとティンパニは、「きばる」「張り上げる」「ぶちかます」という感じで、非常に力んだ鳴らし方をしています。まるで猛獣が獲物を追いかけているかのようで、少々下品ですらある。ピアノ協奏曲第1番でこういう演奏なら歓迎ですが、この曲には微妙…。アバドと、当時手兵のベルリン・フィルによるライブある以上、仕方ないかもしれませんが、それに煽られてムローヴァもやたらと強奏しまくっており、弱奏の部分が少ないため聴いていて落ち着かないです。ソナタに関しては、恥ずかしながら初めて聴いたので、競合盤との比較ができませんが、アンデルジェフスキの落ち着いた、メリハリのある演奏に引き込まれます。 Both Mullova and the orchestra are too aggressive! Timpani and strings of the orchestra are especially noisy! Abbado and BPO should give such a performance for example in Brahms’s first piano concerto rather than this concerto. In the sonata, Anderszewski’s performance is exquisite, Mullova’s performance is acceptable and simpler than that in this concerto.

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年10月30日

    確か、音楽監督となって初の来日公演となった、アバド、ベルリンフィルとの’92年のライヴ。美音で、熱も入っている。でも、どこか、違和感、合ってないと、感じさせる処がある。ムローヴァにとっては、もう過去のものなのだろうな。その後、ソロ・ヴァイオリニストにとっては、厄介な古楽系、ヴィヴァルディや、バッハ、モーツァルト等の作品では、ピリオド・アプローチを学んで、大胆に舵を切ったムローヴァ。その萌芽は、ここにも、そこはかとなく表われてる。かつて、ヘルマン・ヘッセが、ブラームスの音楽は、大きくなり過ぎている。それは、時代の罪なのだ。と、書いていたのは、こう言う事だったのだ、と、教えてくれた貴重な、反面教師的1枚、否、2枚組。

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