オペラ・アリア集 カラス、セラフィン&フィルハーモニア管
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JCS | 神奈川県 | 不明 | 2014年11月25日
実に素晴しい!たうとう・・ 実はこの中の「ある晴れた日に」とマノン「この柔らかなレースの中で」は、親父がコロンビアの電蓄を買つた時の試聴盤、17センチEPの裏面で、熱中して聴いてゐた。45回転盤でした。その表はカラヤンのスケーターズ・ワルツ。歌詞もオペラもカラスも何にも知らぬまま夢中で聴いてゐた。Chi sara? Chi sara? ..Che dira? Che dira?といふ箇所が、鬼火が闇に明滅するやうな、輝くやうな感じがして、そしてそのあとやつて来るクライマックス!そのあとに続いたマノンのまた甘美なこと。小学三年生の時だつたから、子供といへどバカにならない、と言ふか、当時から成長してゐないといふことに過ぎないか!? で、自分でレコードを買ふやうになつて、LPでは鈍くふやけた音で全然ダメ。かつての感激はどこに?CDでも国内盤、輸入盤、ナクソス復刻盤と聴いたが、やはりダメ。昔の45回転EPと比べてゐたからです。 SACDが待ちきれず、今度のリマスター外盤CDを聴きましたが、音がキンキンして別物。これでダメなら遠いかなたの夢になると思ひつつかけたのです、SACD盤を。たうとう出会ひましたね。しかもはるかに、ただの再会以上!カラスのいきづかひさへ聞こえるやうで、オケの立派さ、豊かさも相まつて、音楽がより大きくたつぷりきこえて来ます。 この頃は、プッチーニはもう聴かないやうになりつつあるのですが、かうやつて聞かせてもらふと、ある趣きにも出会ひ、耳を傾けたことでした。 やはりSACDは素晴しい。皆さんの評判はこれから出て来るのでせうか。みんな買ひなほすことになつてしまふのか!嗚呼3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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