Piano Concerto: Freire(P)r.kempe / Munich Po +dvorak: Serenade For String
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Jordan | 山形県 | 不明 | 2011年11月24日
極めて音楽的なチャイコフスキーである。フレージングの隅々までケンペとフレイレは入念に共同作業を行っている。そして、おのずと自然な共感があふれている。演奏するという行為のあるべき姿を示している。底辺にあるのは作品に対する畏敬の念だろう。これぞ、真の音楽家だと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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takupapa | 宮城県 | 不明 | 2010年12月23日
ケンペの録音はいつ聴いても素晴らしい。私は、ケンペの最大の特徴は音程の良さだと思っている。どのCDを聴いても、倍音が聴こえてくる程にピッチが合っている。だから、ものすごく透明感がある。聴こえるべき音がすべて聴こえる。弱音でも音が痩せないし、どんな強奏でも音が濁らない。特別な事をしなくても充実感を与えてくれる。私にとっては聞き飽きた曲であるチャイコフスキーの協奏曲でも奇をてらう部分は一つもないのに新鮮な感動を与えてくれるのは以上の理由からであろう。このようなオケをバックに演奏出来たフレイレは幸せだったろう。ある評論家が「オケが田舎っぽい」と評したそうだが、この響きの充実が分からないとは耳が腐っているとしか言いようが無い。ドヴォルザークのセレナーデは大好きな曲だが、ようやく最高の演奏に出会えた気がする。私は、CDプレーヤーではなくPCでリッピングして聴いているが、そのお陰でケンペの凄さに気付くことができた。技術の進歩はありがたいことである。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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