『ウェスト・サイド・ストーリー』 レナード・バーンスタイン&オーケストラ、キリ・テ・カナワ、ホセ・カレーラス、他(1984 ステレオ)
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風とライオン | ZIMBABWE | 不明 | 2017年12月21日
作曲者の自作自演盤だけどこの作品を全く理解してない事に呆れる。ミュージカルの傑作を取るたらない二流のオペラにしてしまった。ホセ・カレーラスもキリ・テ・カナワもオペラ歌唱としはまあまあだけどミュージカルとしては最低。オケもやたらに重ったるくリズム感が欠如してる。レニーは若者達の悲恋物語をじじむさい音楽に堕してしまった。ただしDVDはレニーとカレーラスが一触即発の喧嘩になりかけるなど滅法面白い。演奏はつまらないが製作ドキュメンタリーとしては秀逸。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ブレッツェル | 東京都 | 不明 | 2012年04月05日
作曲者の自演、ミュージカル舞台の曲構成としては唯一の録音という価値は高い。演奏も、堂々とした立派なもの。歌手もオーケストラも、とてもうまい。だけど、立派すぎて恰幅が良すぎる感じ。若々しさや荒々しさがない。もともとは1950年代のニューヨークを舞台としたチンピラ若者同士の喧嘩と恋の物語。もっと、勢いとエネルギーの発散が必要なのではないか。録音当時のバーンスタイン67歳、ちょっと歳を取りすぎたという気がする。致命的なのはキリ・テ・カナワとホセ・カレーラス。オラトリオのような大げさな歌唱スタイルは、この曲にはミスマッチ。雰囲気を損ねているとしか言いようがない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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