Piano Trio.1, 2: Bylsma, Beths, Immerseel
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mari夫 | 東京都 | 不明 | 2015年07月05日
オリジナル楽器の演奏に対しては、ヴィルトゥオジティというと似つかわしくない形容のように感じられるかもしれないが、一番の出だしでまず感じられるのは三つの楽器がハッシとぶつかる素晴らしい緊張感とスケールである。この曲は、昔からカザルス・トリオとか、百万ドルトリオとか、ルービンシュタイン・シェリング・フルニエのトリオとか、名手の名録音があまたあるが、この演奏には、音の良さも手伝って、それらをすら凌ぐ天馬空を行くがごとき趣きがある。音色において素朴さはあるが、感覚的には著しくモダンな印象が前面に立っていると感じるのは私だけだろうか。そのためか、むしろ、よりインティメートな曲想による二番の方では、ブッシュ兄弟とゼルキンとか前記ルービンシュタイン・トリオに比べて、ロマン性においてややくい足らない印象がある。一番は☆六つ(というのはないが)、二番は四つで平均五つにしておきたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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OLD FAN | 広島県 | 不明 | 2009年05月11日
最高に美しいシューベルトです。 つぶやきと慟哭と囁きが共存しています。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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cherokun | 愛知 | 不明 | 2003年04月30日
とてもフレッシュでかつ、心にしみる演奏。現代楽器で分厚く演奏すると失われてしまう微妙なニュアンスが、このオリジナル楽器での演奏では鮮明に聞き取れ、別の曲を聴いているような錯覚に陥る。特にインマゼールのフォルテピアノがいい。繰り返し弾きなれた曲を当たり前のように演奏するのではなく、新曲をインクの乾かぬうちに取り組んでいるようで、新鮮そのもの。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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