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チャイコフスキー(1840-1893)

SACD 交響曲第4番、テンペスト ラザレフ&読売日本交響楽団

交響曲第4番、テンペスト ラザレフ&読売日本交響楽団

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年04月25日

    さ〜て、高い評価が並んでいますが、これ、どうですかねえ。私はいい評価を出せないのですが、まず、オーケストラが不調。音色も汚れて、何だか金管群は素人っぽいよ。また、指揮者のすばらしく凝った表情付けが少しく不自然で、曲想の表す感情と一致していない気もするなあ。この曲、感情の表出がかなりストレートで、相性がありますよね。ムラヴィンスキーも晩年のレパートリーから外したし、ヴァントも5と6はあるけれど4番はない。ラザレフさんは相性がよさそうに見えるのですが、なぜか率直さを出さずに屈折したアプローチになっております。まだ、日本フィルとの演奏の方がよかったね。これは残念、いまいち。

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  • ★★★★☆ 

    monty  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月28日

    第1楽章は冒頭から微妙な緩急、強弱の変化がテンコ盛り。「運命主題」のアクセントの付け方も変わっていていったん解体されたのを再構築するかのように聴こえた。弦の音色の作り方が巧みで主部に入るところの寂しくささやく最弱音は大変美しい。楽章の後半からコーダにかけてはテンポや響きの厚みを自在に変え、エキサイティングな表現が展開する。指揮者の凝った要求に読売日本交響楽団はよく応じておりなかでもトランペットやホルンは大健闘。 第2楽章は意外とあっさり目だが第3楽章は最弱音で徹底させつつそのなかでの強弱の変化も施すなど繊細に詰める。フィナーレは吹っ切れたサウンドの打ち上げ花火。速いテンポでオーケストラをギリギリまで追い込んで突き進む。ラストの「運命主題」の再現で急ブレーキをかけるとそこからは再び猛ダッシュ。さすがにアンサンブルが少し乱れるも凄まじい盛り上がりで聴衆の反応も熱狂的。 併録の幻想曲『テンペスト』は緊迫感を保ちながら叙情性漂うほの暗い響きで入念に仕上げている。録音こそあまり多くないがチャイコフスキーの作曲家人生で重要な位置にある作品ゆえこの好演は嬉しい。

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  • ★★★★★ 

    Ichigen  |  埼玉県狭山市  |  不明  |  2008年11月06日

    この収録の次の日のサントリーホールでの公演を聴いたが、ライヴの熱気と感動がそのまま伝わる録音である。特に終曲の爆発的な推進力は、ムラヴィンスキー、71年のカラヤン、ショルティ、バティスらと比べても勝るとも劣らない。このコンビのチャイコシリーズはどれもが素晴らしく、こうなると残る1番への期待が大きい。できればマンフもお願いしたいが・・・

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  • ★★★★★ 

    新潟盤鬼  |  新潟市  |  不明  |  2008年10月24日

    ラザレフの最高傑作であろう。冒頭のホルンの咆哮は師であるムラヴィンスキー&レニングラードフィルを彷彿させる。第二主題の寂しい佇まいも素晴らしい。第二楽章の木管の響きは読響のレヴェルの高さの証明である。フィナーレはムラヴィンスキーの表現に若さが加わったような疾風怒涛の演奏で、コーダの打楽器の疵が痛いが、それでも胸が熱くなるような興奮を覚える。恐らく、凄い拍手と歓声が上がったと思われるが、カットされている。

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