カルミナ・ブラーナ ヒコックス&ロンドン交響楽団(2007)
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シロブタ | 奈良県 | 不明 | 2009年07月25日
ヒコックス2回目の録音で、LSOとしては久々の再録音(正規盤として)となった意欲作です。英語圏のソリストを揃えましたがやはり現在を代表する歌手だけあってなかなかの好演を聴かせてくれます。しかし全体を通してかなりオーソドックスな仕上がりで満足度が薄い。安定した演奏だけではこの曲は満足できないというのはワタシだけでしょうか。録音も鮮明ですがシャンドス特有のライブ感を意識した音づくりのためでしょうか、パンチ力に欠けるのも少し残念です。カルミナの世界に温かく包まれたい人にお勧めです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年07月18日
ヒコックスによる圧倒的な名演である。ヒコックスの老練な指揮に率いられて、ロンドン交響楽団も同合唱団も、そして各独唱者も最高のパフォーマンスを示している。ライブ録音だけに、指揮者、オーケストラ、合唱団や独唱者、そしてコンサートホールの客の熱気も、冒頭から終結部に至るまで尋常ではない盛り上がりを見せており、CDを聴いている私までもが、心が高揚していくのを感じた。コンサートホールでの生演奏ではよくあることだが、CDを聴いて今回のように心が高揚することはあまり経験はなく、それだけこの演奏が圧倒的な名演であるということなのだと思う。SACDマルチチャンネルの効果も実に素晴らしい。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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