『カルメン』全曲 マクヴィカー演出、P.ジョルダン&ロンドン・フィル、オッター、ハドック、他(2002 ステレオ)(日本語字幕付)
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天然芝 | 秋田県 | 不明 | 2009年05月18日
グラインドボーンの小さな空間に「これでもか」と作りこまれた閉鎖的な舞台は視覚的に既に息苦しいほどである。些かエキセントリックに作りすぎのオッターの芝居や、ジョルダンのおよそ「若さ」とは正反対の重苦しい音楽も全て同じベクトルを共有しており、その意図するところは極めて一環した優れたプロダクションであろう。一見似たようなロイヤルの「カルメン」が、あくまでホセによって悲劇が引き起こされるのに対して、一貫してカルメンが悲劇の牽引役である点で「似て非なるもの」と言えるだろう。画質・音質はこのレーベルらしい美しさである2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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s.jam | London, UK | 不明 | 2003年03月31日
オッターの声質では似合わない、と言う人もいるようですが、こういうカルメンシータも良いと思います。フランス語の発音が多少気になりますが、それ以上にすばらしい演技で魅了してくれます。 圧巻は、2幕冒頭の「ジプシーの女」ですね。ダンサーをバックに、オッターがフラメンコ風の激しいダンスを披露。これ見るだけでも価値アリです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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