グラズノフ:『四季』、リャードフ:『ババ・ヤガー』、グリンカ:カマリンスカヤ、他 アンセルメ&スイス・ロマンド管(2CD)
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あんぱん | 京都府 | 不明 | 2009年08月07日
選曲と値段が素晴らしいので手を出してみたが、演奏もいい意味で期待を裏切ってくれた。 アンセルメ&スイス・ロマンドということで、あっさりした演奏を予想していたが、これがうまい具合に清潔感のある優雅な演奏として好感触だった。 特に、グラズノフは曲が曲だけにあんまり濃厚な演奏よりも、脳を使わずに受動的に聴き易いこういった演奏のほうが心地よいかも。 期待してなかった謝肉祭も意外といい出来で、今ではピアノ版よりこっちのが好きなくらい。 グラズノフ入門にも最適ですね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2009年02月18日
四季はスヴェトラーノフ盤と甲乙つけがたいが、バレエのスペシャリストとしてのアンセルメ盤に1日の長ありか。演奏会用円舞曲はスヴェトラーノフ盤に軍配。(アンセルメ盤はテンポが速くて、優雅さが感じられない。)グリンカは、ロシア物を得意とするアンセルメの真骨頂発揮。色彩も豊か。ただ、ルスランのみは、ムラヴィンスキーの圧倒的な名演があるので、最高の評価はできません。リャードフは、ステレオ最初期の録音のせいか、音色も乏しく、歯切れも悪い。貴重な作品群だけにとても残念だ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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蓮華人 | 船橋市 | 不明 | 2009年01月14日
バレエにロシア音楽とくればアンセルメ。さして技術的に高いとも思えないSROをスーパーオケのように振り込んだ四季。ステンカも細かいニュアンスを付け品よく、しかし大きなうねりを失うことなく、説得力ある作品に仕上げている。何故かグリンカだけは興が乗らなかったようで、リュドミラでは途中でブレーキを掛けたまま最後まで手綱を引き締め、アラゴネーサも表情に変化が乏しくつまらなそうだ。どれも強起のリズムが支配する主部でアウフに逃げる指揮者も多いのだが…。命のリズムで真っ向勝負の陥穽かも知れない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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