チャイコフスキー:交響曲第5番、ヤナーチェク:シンフォニエッタ、ほか ケンペ&ロンドン交響楽団、BBC交響楽団
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年06月02日
メインのチャイコフスキーが圧倒的な名演。細部へのこだわりよりも、全体の構成と流れを重視した、いかにもライヴならではの感興に満ちた演奏で、クライマックスでの迫力もいいですが、一方の纏綿たる叙情もすばらしい。まことに充実の限り。ドビュッシーは珍しい作品。ほかのディスクで聴いたことなし。ラストの「シンフォニエッタ」はBBC交響楽団でこれが録音はチャイコフスキーらの10年後の1974年。ヒスがやや減って条件はよくなります。特徴ある楽想を際立たせて雰囲気を巧みに作った、これまた優れた演奏です。ケンペさんとバルビローリさんは、聴けば聴くほどそのすばらしい音楽に惚れこんでいきます。ライヴ、もっといっぱい出ないかな。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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もく | 浜松市 | 不明 | 2006年10月04日
チャイ5を得意としていたケンペが期待を裏切らないパフォーマンスを展開している。BRSO盤に勝るとも劣らない。むしろ、こちらの方が聴衆を前にしたライブ盤らしく興にまかせた表現もそこ彼処に聴くことができるし、第二楽章のように内声部を強調して音楽に深みをもたらせるケンペの特質を早くもこの時期に垣間見ることができたのは収穫であった。急逝したモントゥの代役として急遽指揮棒を執ることになったそうだが、そんなことを感じさせない細部にまで目の行き届いた充実の熱演であった。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Dresden | 静岡県浜松市 | 不明 | 2003年09月08日
ライブでは別の顔をみせたケンペの、燃える一面が如実にあらわれた一枚といえる。 チャイコフスキー5番第2楽章における、クライマックスでのド迫力やうねるような歌いまわしは、本場ロシアの指揮者をも駆逐する。ケンペファンならずとも一聴に値する熱演だ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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