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バッハ(1685-1750)

CD 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 カーラー(vn)

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 カーラー(vn)

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  • ★★★★☆ 

    いわごろう  |  東京都  |  不明  |  2010年07月28日

    ■無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番  第1楽章。アダージョ。出だしから空気が一変する。これは名曲だ。ひんやりして夏でもクーラーがいらないくらいだ。この心に切々と迫ってくるのは何だろう。(T_T) カーラーの演奏がすばらしいのはもちろん曲の力が半端ない。カナダの教会での録音も最上の部類だ。 第2楽章。フーガ。カーラーの演奏はG線の切込みが強く、低弦のリズムを明確に刻んでいる。バッハと言えばフーガの印象が強いが、この曲も彼らしく厳格で深刻だ。それにしてもヴァイオリン一丁でこの曲を再現するのは至難の業だ。カーラーもここぞとばかり気合が入りまくりで少々うるさいくらいだ。 第3楽章。安らぎの楽章。舞曲らしいが、そんなイメージはまるでない。どちらかと言えば第2楽章のほうが舞曲らしい。壮絶な第2楽章の後の箸休めといった感じだ。 第4楽章。プレスト。木枯らしのような音楽。音が渦巻くさまは後のショパンにも通じる。第1楽章と第2楽章のインパクトが強すぎてあまり印象に残らないのは第3楽章と同様だ。これといった曲の展開がないのも問題だ。

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  • ★★★★☆ 

    四郎右衛門  |  大阪府  |  不明  |  2009年05月09日

    確かに残響はやや多すぎます。ロシア正教の会堂での録音という環境によるためでしょうか? スピーカーのセッティングを変えて少し和らぎました。それより、現代最良の演奏の一つをこのような低価格で聴けることに感謝。それに、カーステレオで聴くならこの盤が最高です。運転中はそぐわないですが休憩の時に。チェロなら Istomin盤。ということは、良環境でのドライヴで不評の残響過多のディスクも poorな環境なら生きて来るという事でしょうか。

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  • ★★★★☆ 

    リマスタリング大嫌い  |  愛知県  |  不明  |  2008年08月14日

    「古楽奏法派」は技術的にすばらしく上手くなったが、それと反比例するようにつまらくなってしまった。かつて反主流だったころの「反骨精神」(死語?)がない。せいぜい奇をてらうのが関の山。それに比べて「モダン楽器派」のレベルはやはり高い。ただマルツィやカガンのような凄みは当然ない。ベリオの『セクエンツァ全集』やガロワの『フランス現代フルート曲集』をはじめとして、Norbert Kraft によるソロ楽器録音はどれも絶品だが、これも素晴らしい。たしかに教会での収録で残響は多いが、直接音が残響に紛れずくっきりと浮かび上がる。

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  • ★★★★☆ 

    三毛猫  |  さいたま市  |  不明  |  2008年05月30日

    美しく技術的にも文句なし。 残響過多の録音に問題あり。

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