管弦楽組曲全曲、ブランデンブルク協奏曲全曲 リヒター&ミュンヘン・バッハ管(SHM-CD)
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年10月17日
管弦楽組曲代表曲第2,3番の二曲は1960〜1961年収録というのですからリヒターまだ30歳代半ば・・・・例の1958年物マタイ受難曲以降やはり頭角を現す頃の録音が素晴らしいですね。54才で亡くなったのですがこのまま長生きして再録していたらどういう演奏に変化していったのでしょうか。さて、本盤第2番フルートはニコレが担当して現在の古楽器演奏からすれば実に堂々の力強く進めて行ってます。最初の序曲は反復部分も導入・・・当時パイヤールの全集もそうでした・・・して確りした音の流れに身をまかせること約24分・・・圧倒的に・・最後は軽妙なバデェネリで終わりました。なお、第3番の第1楽章も元気があり結構なのですがどうも有名な「アリア」楽章は凡レベルに私の実力でヘ聴いてしまいました。ブランデンブルグ協奏曲代表選手たる第5番は1960年代後半の収録でハープシコードをリヒター自身が受け持ちこの曲も同様第1楽章から堂々の展開、後半のハープシコード独奏部分も実に力強いです。第2楽章も適度に余情をチラつかせまず健康そのものです。マァ両曲について全集盤としても(BWV1044協奏曲もオマケについていますし)本盤が最高に丁度フィットするのでは・・(他の同演奏盤でもほぼ同様のコメントを入れさせてもらっております)。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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