ＴＫＯクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月11日

学生の頃、ソビエトの指揮者が好きで、ビクターのメロディアシリーズを集めたり、神田の日ソ図書に行きソビエト輸入盤を買い集めていました。スヴェトラーノフの演奏は、この録音がされた時代のソ連国立響ものが良いと思います。ＣＤで音質も良くなり、感激です。特に管楽器のロシアンパワーに脱帽です。さて、スラブ行進曲と１８１２年の改訂（改竄？）版の話ですが、両方とも、帝政ロシア国歌の旋律部分が別の旋律になっています。ゴロワノフ指揮のものも同様で、ソ連時代はこの版で演奏されていたようです。帝政ロシアを倒して成立したソビエト政権ですから、帝政ロシア国歌を高らかに響かすわけにはいかなかったのでしょう。しかし、フランス軍をうち破り、ラ・マルセイエーズのかわりにロシア国歌が高らかに歌われるところなのに、変な感じですね。ちなみに１９８９年（ゴルバチョフ政権時）のフェドセーエフの録音は本来のものでした。

 

ロシア音楽ファン  |  大阪  |  不明  |  2008年12月10日

私はAulos盤でこの全集を聴いています。（ただしAulos盤は管弦楽曲がないので、OKを選びました。）交響曲だけでなく、各管弦楽曲もスヴェトラのエネルギッシュな迫力に感動します。カラヤンの演奏はスカスカなのでお薦めできないです。チャイコファンの方は、この盤を買うことを勧めます。

 

風雷暴  |  横浜  |  不明  |  2005年12月01日

またもやHMV時限ﾊﾞｰｹﾞﾝで激安ｹﾞｯﾄ(^^)v...肝心な交響曲は若気の勢いか、味わい陰翳乏しくｲﾏｲﾁだが、本ｾｯﾄの穴埋め的存在の弦ｾﾚ、ﾛﾐｼﾞｭﾘ、ｲﾀﾘｱが我家の王座就任！交響曲(’67録)の僅か3年後の録音だが大成長！表現のﾒﾘﾊﾘ、ﾃﾞﾓｰﾆｯｼｭなｴﾅｼﾞｰ、ﾛｼｱﾝｽｹｰﾙ､馥郁芳醇たる芳香で遂にｽｳﾞｪﾄﾗ節炸裂！特に僕の一押しは気宇なｽｹｰﾙ＆艶香兼備の弦ｾﾚ(長年愛聴のｶﾗﾔﾝ’80盤も軽く一蹴)と、凄惨極まりない葛藤と劇的昇天のﾛﾐｼﾞｭﾘ。もろﾛｼｱ的ｲﾀﾘｱも超強烈。1812は迫真の戦争場面と狂気的歓喜はﾋﾟｶｲﾁだが悪質改訂版ゆえ見送り。音質は良好程度。

 

猿温泉  |  長野県北部  |  不明  |  2005年03月29日

引き続き、です。「1812年」の最後の部分にもやはり「スラヴ行進曲」で聴かれた一節が入ってました。登山家いっちーさんが書かれておられる改訂版がこれにあたるのでしょうか。・・・とすれば資料的な価値もあったりして。

 

猿温泉  |  長野県北部  |  不明  |  2005年03月27日

前半の交響曲も聴き応えがあります。ところで、「スラヴ行進曲」なんですが、私の知っている「スラヴ行進曲」と異なる部分が2箇所ありました。「1812年」同様社会主義リアリズムかなんかの要請で書き換えられたものでしょうか?国威発揚、という雰囲気でしたよ。これについて、誰か教えてください。

 

tchaiko456  |  東京  |  不明  |  2004年01月21日

一家にワンセット置いて頂きたい素晴らしい＜音楽＞です　言葉に置き換えたいすべての＜音＞が詰まってると思います

 

ばぶ  |  新潟県  |  不明  |  2003年08月31日

… 凄い演奏ですね…はは…って言葉も出ない感じでＫＯされてしまいました…

 

登山家いっちー  |  名古屋  |  不明  |  2003年06月03日

このアルバムにある「１８１２」は、かつてソビエト政府の要望でエンディングが改訂されている版ではないだろうか？ＬＰで聴いてから２０年…待ち焦がれた「１８１２」です。私はこの演奏でスヴェトラーノフ氏が好きになった。（まだ購入していないのに最高点を与えてしまった．．．）

 

渡辺  |  埼玉県南埼玉郡  |  不明  |  2002年11月10日

28年前，第一番「冬の日の幻想」を購入して，すっかり音楽と演奏に夢中になった録音。チャイコフスキーの初期の交響曲はこんなにすっきりしていてフレッシュなのかと初めて知った。初めて聞いたスヴェトラーノフの演奏は，パワフルで元気を与えられ，今までのどろどろしたチャイコフスキーのイメージを一新させられた。発売が楽しみ。