Complete Works For Piano & Orchestra
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盤鬼hmv13 | 福岡県 | 不明 | 2013年03月01日
このCDも購入してかなり経つが、ほぼ評価が確定したので寄稿させて頂くことにした。当盤もVOXでは御馴染みのM・Aubort/J・Nickrenzコンビによるもので’75〜’77年の収録である。発売年が古くAD変換・マスタリングに一抹の不安を抱いたが、音質もなかなか良く杞憂に終わった。演奏は規範的とも云えるもので、水準以上の内容である。2・3番は食傷気味なので普段聴き慣れない1.4番に興味を持ったが、期待に違わぬ出来と見た。バックも寄り添うように下支えし、過度に甘くならない節度感が好ましい。当初は硬質で痩せた響きとの印象を持ったが、再生環境のチューニングに伴い満足ゆく音質に改善されたのは先のGershwin2CDsと同様である。ことにバックに控えるオケの奥行と拡がり感は心地良く、ピアノとのバランスも良好である。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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