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メンデルスゾーン(1809-1847)

CD メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 五嶋みどり(vn)ヤンソンス指揮ベルリン・フィル

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 五嶋みどり(vn)ヤンソンス指揮ベルリン・フィル

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年10月24日

    神童として特にアメリカで、活躍され、評価の高かった、ミドリさん。その後も、人間として、音楽家として、自らを見つめ直し、満を持して、ヴァイオリニストとしては定番の2曲、取り組まれました。ヤンソンス、ベルリンフィルの豪華、最高のサポートを得て、技情意揃った演奏となりました。アバドとのチャイコフスキーは、ちょっと合わない処が感じられましたが、ショスタコや、この盤に聴かれる、ミドリさん独自の緊張感、高揚感、スピリットは健在でした。元より、美しい旋律、充然に聴かせて頂けます。これからも、成長し、挑んでいく姿勢、円熟の味のある演奏を聴かせてくれ、充実で健康な人生、送られることを期待します。彼女なら、やれるでしょう。あり得ないだろうけど、大阪の同世代同志、西本智実さんとの共演も、聴いてみたい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月09日

    近年、我が国出身の若手女流ヴァイオリニストが世界各国の有名コンクールで優勝する等の華々しい活躍をしている。例えば、チャイコフスキー国際コンクールで優勝した諏訪内晶子(その後、神尾真由子が続く。)をはじめ、パガニーニ国際バイオリンコンクールにおいて史上最年少で優勝した庄司沙耶香など、雨後の竹の子のように数多くの若き才能あるヴァイオリニストが登場してきている。もっとも、彼女たちに共通しているのは、デビュー後数年間は華々しい活躍をするが、その後は影の薄い存在に甘んじてしまっているということだ。諏訪内晶子にしても、近年では相次ぐスキャンダルによって新譜すら殆ど発売されていない状況に陥っているし、庄司沙耶香にしても最近での活躍はあまり聞かれないところだ。神尾真由子なども今後どのように成長していくのかはわからないが、クラシック音楽の受容の歴史が浅い我が国の若手女流ヴァイオリニストが普遍的に世界で活躍するような土壌は、未だに肥沃なものとなっていないと言えるのではないだろうか。五嶋みどりは、特にコンクールなどでは取り立てた受賞歴はないが、14歳の時のバーンスタインとの伝説的なコンサートで一躍世界に知られる存在となったところだ。その後は、1990年代から2000年代の前半にかけて、世界の一流指揮者、オーケストラとともに各種の協奏曲等の録音を行うなど、華々しい活躍を行っていたが、最近では、他の若手女流ヴァイオリニストと同様に活動ややや低調になり、2006年のバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の録音を最後に新譜が登場していない状況にある。新譜の数自体が激減している昨今のクラシック音楽界の現状に鑑みれば、致し方がない面もあろうかとも思うが、五嶋みどりにしても、かつての輝きを今後も維持できるのかどうか、大きな岐路に立っていると言っても過言ではあるまい。かつての伝説的なコンサートはもはや遠くに過ぎ去った過去の話であり、五嶋みどりが今後も円熟の大ヴァイオリニストとして末永く活躍していただくことをこの場を借りて祈念しておきたいと考える。それはさておき、本盤におさめられたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番は、五嶋みどりが輝いていた時代の素晴らしい名演だ。五嶋みどりのヴァイオリンは、もちろん技量においても何ら問題はないが、巧さを感じさせないところが素晴らしいと言える。要は、楽曲の美しさだけが聴き手に伝わってくるような演奏を心掛けていると言えるところであり、加えて、畳み掛けていくような気迫や強靭な生命力が演奏全体に漲っているのが素晴らしい。実演ということも多分にあるとは思うが、五嶋みどりの体当たりとも言うべき渾身の、そして楽曲の美しさを際立たせた演奏は、我々聴き手の感動を誘うのに十分であり、このような力強い名演奏を聴いていると、あらためて五嶋みどりの卓越した才能を感じることが可能だ。一部の女流ヴァイオリニストにありがちな線の細さなどは微塵もなく、どこをとっても骨太のしっかりとした構えの大きい音楽が鳴り切っているのが見事である。このような堂々たる五嶋みどりのヴァイオリンを下支えしているのが、ヤンソンス&ベルリン・フィルによる名演奏である。ヤンソンスは、今や現代を代表する大指揮者の一人であるが、本演奏でも五嶋みどりのヴァイオリンをしっかりとサポートするとともに、ベルリン・フィルを巧みに統率して、重厚な装いの中にも両曲に込められた美しい旋律の数々を感動的に歌い抜いているのが素晴らしい。音質は2000年代前半のライヴ録音であり、従来盤でも十分に満足できるものであるが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、そもそも次元の異なる極上の鮮明な高音質であった。現在では、当該SACD盤は入手難であるが、五嶋みどりの輝いていた時代の圧倒的な名演でもあり、可能であれば中古CD店などでSACD盤を入手されることをおすすめしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    いなまる  |  埼玉県  |  不明  |  2011年07月16日

    メンコンの第3楽章、先走るみどりにじっくりついていくオケ、みたいなところがあったような気がしますがわくわくする演奏ですね。ブルッフは初めてまともに通しで聴けた気がします。やっぱりみどりの音色の豊かさは格別です。

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  • ★★★★★ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2011年07月12日

    MIDORIは日本の誇りである。数あるメンコンレコード中でも魅力的な一枚である。彼女の、時に見せる攻撃的なまでのうねりは、独特の緊張感を与え、特に芸術的である。オケはもっと緊張感を持ったものであればbestであり、MIDORIのレベルには不足感を感じる面もある。

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  • ★★★★★ 

    門外漢  |  愛知県  |  不明  |  2010年12月31日

    五嶋みどりさんのCDをはじめて購入しました。 彼女の深みのあるヴァイオリンの音色は好みですね。

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  • ★★★★★ 

    KENJIyokohama  |  神奈川県  |  不明  |  2010年08月18日

    五嶋みどりさんのファンです。国内版は持っているのですが同じであることを承知でついつい購入しました。米国では米国の著名なヴァイオリニストということになってますが日本でも少し沢山演奏会をしてほしいですね。

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  • ★★★★★ 

    ぶちいぬ  |  宮城県  |  不明  |  2010年07月10日

    SACD(国内盤)を聴いての批評です。 他のどのヴァイオリニストとも異なる、MIDORIだけの円熟の境地に達したことが良く分る傑作と言えます。 メンデルスゾーン、ブルッフ、他の演奏家の多くの演奏を聴いてきましたが、このディスクでのMIDORIの演奏は、ぜひ手元において愛聴したい貴重な一枚です。残念なのは、この録音より後に出た「バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番」 が、SACDで発売されていないことです。ソニーはSACDの開発メーカーなのですから、MIDORIのディスクの国内盤だけでもSACDで出して欲しいです。高くても買います!SACDで入手できる、このディスクと「メロディ」「チャイコフスキー/協奏曲他」「モーツァルト/シンフォニア・コンチェルタンテ他」はみな買いました。 MIDORIももうすぐ40歳を迎えますが、ヒラリー・ハーン、ユリア・フィッシャー、アラベラ・スタインバッハーなど、MIDORIより一回り (日本流の表現ですが) 若い新鋭が続々と登場し、彼女たちの演奏はMIDORIと拮抗するだけの魅力を持っていると考えます。 世界のMIDORIの一層の活躍を期待すると共に、ソニークラシカルさんには、もう一度申し上げますが「MIDORIの全録音のSACD化」を是非ともお願いします。

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  • ★★★★★ 

    直ちゃん  |  東京都  |  不明  |  2009年03月05日

    ブルッフの2楽章の冒頭などにおける「ノンビブラート」での表現力に関しては、他に類を見ない感動を味わうことができる。このまねは誰にもできまい。ここでのテンポはハイフェツのそれよりも遅めで、たっぷりと感情移入がなされているのがはっきりと確認できる。彼女の頭の中で鳴っている音がそのままグァルネリに乗り移っている様(さま)は見事としか言いようがない。久々に魂を揺さぶられる演奏に出会うことができた。音質も最高である。

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  • ★★★★★ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2008年11月30日

    この演奏の素晴らしいところは、協奏曲の醍醐味が手に取るように味わえる点です。すなわち独奏者、指揮者、オケの奏者が個々の音楽性をフルに発揮しつつ、競い合い、寄り添い合い、溶け合い、時にはぶつかり合う、そんな音を通した心のふれあいや共に音楽を奏でている楽しみが、聴き手にまで伝わってくるのです。オケの奏者が「伴奏している」のではなく「一緒に音楽を創造している」というテンションで演奏している、なによりその領域まで奏者を導いている五嶋みどりのカリスマ性が凄い。

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  • ★★★★★ 

    神様、神様、みどり様  |  名古屋  |  不明  |  2006年08月20日

    やばい!!!!!!!!!こんなに楽器が歌うのか!!!最初のシの音から魂がをこめているのが伝わってきます。ただうまく弾くのも素晴らしいとおもいますが、このMIDORIの演奏はうまいのはもちろん、何か聴き終わったあとにずっと心のなかに響いているのです。とにかくこんな演奏はできるものではありません。これぞ魂がつぎ込まれているCDなんだとおもいます。

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  • ★★★★★ 

    161  |  大阪市  |  不明  |  2005年12月18日

    今後、メンデルスゾーンとブルッフの協奏曲を探すことも、もちろん買うこともないと思います。

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  • ★★★★★ 

    五嶋みどり 万歳!!  |  尼崎市  |  不明  |  2003年12月03日

    MIDORIの演奏はいつ聴いてもすばらしいの一言につきます。つまり体の中を音楽の素晴らしさが駆け抜けていくような夢の世界を体験できます。死ぬまで聴き続けます。

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  • ★★★★★ 

    なにわのベートーヴェン  |  大阪府  |  不明  |  2003年07月25日

    ライブとは信じがたい完璧な表現力、伸びきったハイノートと幅広い ダイナミクスレンジ! やはり、MIDORIが世界トップレベルのヴァイオリニストである事を再認識させられる一枚である。

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  • ★★★★★ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2003年07月03日

    メンデルスゾーンのつややかな音色から五嶋みどりが大人の女性へと成長したことを窺わせる。とにかくバックがベルリン・フィルなのも良い。アバドとのチャイコに並ぶ名演。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県穂高町  |  不明  |  2003年06月24日

    ライブながらその完成度は実に素晴らしい。いや、ライブだからこその緊張感が生んだMIDORIの傑作の一枚。特にブルッフの第三楽章の高揚感は見事。ソロバイオリンの伴奏に徹するベルリンフィルとTuttyで聴かせるベルリンフィルとビルトオーソオーケストラも十分に堪能でき、ヤンソンスのメリハリの利いた指揮も秀演と言える。

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