ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ狂詩曲 W.ハース(p)インバル&フランクフルト放送響
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コスコス | 東京都 | 不明 | 2015年01月26日
もう今から30年くらい前に、フィリップスからオーディオチェック・レコードとして廉価盤で出ていたものを聴いていました。この曲をオーディオチェックに使うくらいなので、当時優秀な録音だったんだと思います。レコードでは冒頭の腹に響く低音が心地よく、あの音は後のツィマーマン盤の登場まで聴けませんでした。 今SACDで聴き直すと、あの頃聴いた低音が少し軽く、演奏も完璧なものではないことに気づきますが、それでも感情に流されず、それでいて哀愁も漂う演奏を懐かしく聴くことができて嬉しいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ニッパー君 | 茨城県 | 不明 | 2012年08月23日
ヴェルナー・ハース(1931-76)はシュトゥットガルト出身で巨匠ギーゼキングに師事したピアニスト。本盤収録の2年後,交通事故で急逝します。一方のインバルは今やクラシック界に名を馳せる重鎮の座に就きましたが,本盤収録の74年はRSOフランクフルトの音楽監督に就任した正にその年で弱冠38歳,新進気鋭の指揮者と言って差し支えないでしょう。ハースも当時43歳ですから,正に仕事盛りの二人の競演となりました。さて,演奏は衒いなく大きな冒険は聴かれませんが,歌い上げるところでは情感をもって後期ロマン派の薫を横溢させてくれています。録音はやや分離の悪いところや若干の歪みも散見されますが,ヒスノイズは全く問題なく,周波数特性,ダイナミックレンジ,ホールトーンのバランスも良く,高音質と言うことができるでしょう。私としては,マルチバイにより高音質盤を安く入手できることも含め,両曲のリファレンス的演奏ととしてお薦めできる盤だと思います。これで賛否両論のラン・ラン&ゲルギエフによる両曲収録盤の購入にも踏み切れそうです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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